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- 野村真季 松尾由美子 古坂大魔王 武隈喜一 菅原知弘 佐藤みのり
自民党本部で国会議員が投票、開票作業が行われる。今回の総裁選のテーマは#変われ自民党。田崎が「総裁を選ぶだけでなく総理につながる選挙。総裁選挙は権力闘争」などとコメントした。
自民党本部の中継映像。開票作業が行われている。田崎が「高市さんは20人の推薦のうち9人が落選。候補者によって影響が少ない人、大きい人はいる。小泉さんは比較的小さかった」、山本が「ギリギリまで引き剥がしやどの候補を勝たせるために陣営から人を出すとかいろいろなことをやる」などとコメントした。
小泉氏の地元、神奈川県横須賀市から中継。野球部時代の先輩も応援に駆けつけている。
自民党総裁選挙は開票作業が続いている。高市候補の地元、奈良県天理市から中継。支援者の女性は「前回は決選投票で涙を流した。今回はなんとしても総裁になってほしい」などと話した。
自民党本部の様子。開票作業が行われている。田崎が「路線を引き継いで、自分の立場も考えてくれる人になってほしいと思うのは当然」、山本が「皆さん石破路線の継承を訴えていた。そうすると石破さんは何でやめなければいけなかったのかというところにもつながる」などとコメントした。
得票数は小林鷹之氏59票、茂木敏充氏49票、林芳正氏134票、高市早苗氏183票、小泉進次郎氏164票。高市氏と小泉氏の決選投票が決まった。田崎が「党内では小泉さんが1位、2位が高市さんとみられていた。逆転した要因は党員票で高市さんが伸ばしている。議員票で小泉陣営では90票とれると言われていたものが10票くらい少ない」などとコメントした。
2位・小泉候補が演説、「私が総理、総裁になった暁には、今度は私が皆さんに活躍の機会を作る番。全ての皆さんと挙党体制を作り、この総裁選で私が訴えた自民党が一つになること、一つになって国民が求めている物価高の対策、治安の不安、外交、安全保障の不安、一つ一つの不安に向き合って、野党と共に前に進める体制を必ず作る」などと述べた。
1回目の投票で1位となった高市候補が演説、「いまの暮らしや未来への不安を希望に変える政治を作っていきたい。自民党に新たな歴史を刻みたい。まずは物価高対策をしっかりやりましょう。強い日本経済を取り戻すために、日本が優位性を持つ技術の社会実装と市場展開をする。地域を守る、稼げる農林水産業の育成に力を注ぐ。日本の平和を守るために日米同盟を基軸に同志国連携を強化し、自由で開かれたインド太平洋を主導する。常に国益を第一に、バランス感覚を持って国家経営にあたる」などと述べた。
自民党本部の中継映像。自民党総裁選挙は高市早苗氏、小泉進次郎氏による決選投票。山本が「小泉さんはこの場に立てた最大の要因は同士のみなさんのおかげとし、私が今度は活躍の場を全ての議員に作る番だと演説。旧安倍派のメンバーを意識したのではないか。高市さんは『日本』というキーワードを頻繁に使った。全ての党員が自民党の覚悟を見守っていると言った。1回目の投票で党員票が高く出た。議員がひっくり返していいのかというメッセージが込められているのではないか」などとコメントした。
自民党本部の中継映像。決選投票は1位・高市早苗氏と2位・小泉進次郎氏の戦い。田崎が「小泉進次郎さんの議員票が10票ぐらい少なかった。高市さんの議員票は20票あまり増えている。麻生派の票が流れたのではないか。林さんの票が小泉さんにまわる可能性が高い」、山本が「事前の予想では小泉さんが1回目の投票で1位で勝ち抜けるとみられていたが結果は2位。ここは一つ驚いた」などとコメントした。
強い経済の実現を掲げる高市早苗前経済安全保障担当大臣。政治の世界に入る前はキャスターやコメンテーターとしてテレビなどで活躍。1993年、衆議院選挙に無所属で出馬し当選。自民党に入党すると総務大臣や党の政調会長など重要ポストを歴任した。多彩な趣味を持つことでも知られる。学生時代にはロックバンドでドラムを担当。バイク好きとしても知られ、超党派のバイカーズ議員連盟にも名を連ねている。尊敬する存在として挙げるのは安倍晋三元総理大臣。去年の自民党総裁選では1回目の投票でトップになるも決選投票で石破氏に逆転負け。リベンジとなる今回の総裁選。強く訴えるのは日本列島を豊かにすること。
2度目の総裁選挑戦となる小泉進次郎農林水産大臣。解党的出直しを訴えたのは16年前の初当選のとき。この年の衆議院選挙、歴史的大敗を喫した自民党は野党に転落。小泉純一郎元総理大臣を父に持ち、2019年、当時の安倍内閣で環境大臣に起用され、38歳という戦後3番目の若さで初入閣。独特かつ抽象的な言い回しがインターネット上で「進次郎構文」などと揶揄されることも。前回の総裁選、1回目の投票では3位だったものの最も多くの議員票を集めた。小泉氏が必要性を訴えるのは「一致結束」。
国会記者会館から中継。自民党本部で投票が終わり、開票作業に移る。決選投票の行方を野党はどう見ているのか。連立の最有力候補である維新は各陣営と水面下で接触してきたが、本命視していたのは小泉氏。まずは党の看板政策である副首都構想、社会保障改革の実現を最低条件として求める方針。国民民主は小泉氏、高市氏、どちらがなった場合もガソリン減税と年収の壁の引き上げを求めていく考え。立憲はどちらがなっても連立入りはない。与党とは既に給付付き税額控除などについて議論を進めていて、今後も政策ごとに協議を進めたい考え。
党本部で開票作業が続いている。野党との連携は。山本が「現実的に想像しやすいのは小泉さんと維新の協力。合意できるところからやっていくのではないか。高市さんは国民民主党との親和性が高い」などとコメントした。
国民民主党の政策について、中継の中で「ガソリン増税」と表記したが正しくは「ガソリン減税」。
野党との連携について、田崎が「小泉さんが総裁になられるならば維新との連立工作を急ピッチで進めるのではないか。15日に首相指名選挙。それまでに大枠は固めたいという感じではないか」などとコメントした。
自民党総裁選挙の決選投票は開票作業が行われている。高市氏、 小泉氏の決選投票の票の行方について、テレビ朝日政治部長・山本志門が解説する。決選投票の過半数は172票。今後の主な政治日程(今月)。あさってには新総裁が主要な役員人事を行う。15日を軸に臨時国会召集、総氏名選挙・新内閣発足。27日~29日でアメリカ・トランプ大統領の来日を調整。田崎史郎は「どういう態勢を組むかで、政権の強さが表れてくる。小泉さんにしても高市さんにしても党の一致結束が図れる人事を行えるかどうかが大きな焦点」などとコメントした。
自民党総裁選を生中継。決選投票の結果。高市早苗:議員票149票、都道府県票36票、合計185票。小泉進次郎:議員票145票、都道府県票11票、合計156票。新しい自民党総裁は高市早苗に決まった。女性初の自民党総裁。
新しい自民党総裁は高市早苗に決まった。田崎史郎は「多くのマスコミ、私もそうだが小泉さんの可能性が高いと思っていたので、ちょっと予想が僕としては外れている。高市さんにとって当運営や政権運営がかなり苦労されるのではないか。高市さんがどれくらい自民党内を掌握できるか」などとコメントした。自民党本部ではこれから両院議員総会。テレビ朝日政治部長・山本志門は「率直に驚いた。高市さんは 85票くらいを積み増した。そう考えると、茂木さんや小林さんの票がまるっと入った上に、林さんの票がこぼれていく。やはり党員票を圧倒的に見せつけたことが大きい。党員票を無視すると、自民党の党員離れが加速する事情もある」などとコメントした。新総裁となった高市氏の演説を生中継で伝える。
自民党の新総裁となった高市氏の演説を生中継で伝えた。高市氏は「自民党の新たな時代を刻んだ」「嬉しいと言うよりもこれからが大変」「不安を希望に変える党にする」などと述べた。