- 出演者
- 大江麻理子 田中瞳 後藤達也
国が支援を決めた企業の一つが「シンセティック・ゲシュタルト」。創業6年の日本のスタートアップ。開発しているのは新たな薬の開発を手助けする「AI創薬」の基盤モデル。薬が効果を発揮するために薬の分子がどのように形を変えてタンパク質に入り込むことができるのか。そうした分子のデータを10億種類ほどAIに学習させているという。この会社では今回、国の支援を受けてさらに高性能な基盤モデルの開発に着手。AI創薬の実現性を劇的に向上させられるという。1991年には世界の薬品売り上げで上位300品目中53を占めていた日本だが、2021年には半分以下の24まで減少。創薬産業の衰退が指摘されている。
「ポケットモンスター」や「ベイブレード」などのアニメ制作を手がけるオー・エル・エム。およそ20人の作画の担当者などが昼夜を問わず作業している。アニメは手描きの原画から作られる。20枚の原画をつなぎ合わせて、およそ6秒分。20分のアニメを作るには4000枚ほどの原画が必要になるという。世界における日本産アニメの売り上げは海外からの需要の増加を背景に2012年から10年で6倍以上に急増。一方で制作現場では人手不足を背景にした生産性の低さが課題となっている。そこで日本のアニメ産業に生成AIを導入する動き。AI開発を手がけるAiHUBは経済産業省が支援を決めた企業の一つ。CGで作ったキャラクターに生成AIを活用することでアニメ風のキャラクターに変換。生成AIに手描きの原画を学習させることで自動的にアニメの動画を生成してくれる。AiHUBは、この生成AIモデルの性能を強化しアニメ制作会社に提供することでアニメ制作の効率化に貢献したいとしている。
後藤さんは「全然違う業界の人たちの間で技術などを共有することで新しいイノベーションが生まれることは結構多い」などと話した。
日本製鉄は米国の鉄鋼大手USスチールの買収が実現した場合、ヨーロッパの鉄鋼大手、アルセロール・ミタルと合弁で設立した米国の鋼板製造会社のすべての保有株式をミタル側に譲渡する契約を締結したと発表した。保有を継続した場合、買収によって市場シェアが高まり米国の規制当局から懸念が示されるおそれがあると判断した。
財務省は野村証券に対し、国債の入札に有利な条件で参加できる国債市場特別参加者の資格を一時停止すると発表した。国債先物市場での相場操縦の事実が認められたためで、停止期間は11月14日までの1か月間。
マーケットの情報を伝えた。
MEET YOUR ART FESTIVAL 2024(10月11日〜14日開催)。会場では現代アートを中心とした作品を鑑賞したり購入したりすることができる。今年で3回目を迎え、去年は4万人が来場した。企業とアーティストをつなぐ取り組みもある。今年1月にデザインが一新されたマスコットキャラクターのヤン坊マー坊がさまざまな手法で表現されていて、いずれの作品も購入可能。主催したのはアート事業を展開するエイベックスの子会社。複合型のイベントにすることで新たなアート市場を開拓したい考え。
15日・衆院選公示などの来週の注目点を紹介した。後藤さんは衆院選公示について「色々情勢報道も出てくると思うので選挙結果だけじゃなく政権運営も見えてくるのかなと思う」などとコメントした。
エンディングが流れた。
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