- 出演者
- 眞鍋かをり 高橋茂雄 織田信成 今市隆二 岡田紗佳
ITコンサルト、オーストラリア人のレイチェルさんは巻き寿司を愛する。今年から恋人と二人暮らしを始めた。巻き寿司は関西では多くの具材が入った太巻き、関東では一つの具材を入れた細巻き。恵方巻きは節分に国民の7割が食している。巻き寿司は江戸時代中期に作られ、板海苔やフグの皮で巻いたのが巻き寿司の始まり。レイチェルさんは修学旅行で日本を訪れ独学で巻き寿司作りに挑戦している。日本にご招待が決定。
三軒茶屋の鮨処 榎本を訪れた。豊市で新鮮な魚介類を仕入れている。太巻きは有明産の海苔に酢飯を敷く。海苔を内側にすることで型崩れしない。両端に酢飯で土手を作り、具材を挟んで巻く。
榎本の酢飯は二代目が担当。酢が馴染みやすい炊きたてのご飯に二種類をブレンドした合わせ酢を混ぜる。木桶は余分な水分を吸い取ってくれるという。
北海道江差町はニシン漁と北前船で栄えた港町。藤谷さんは夫婦で海苔漁師。寒海苔は寒い時期にしかない天然の岩海苔で岩海苔の収穫は1月~3月のわずか3か月。1枚ずつ手作業のため本州にはほとんど出回らず、一般的な海苔の10倍以上の値段。
鴎島は1500万年前に海底火山の噴火でできた島。天然の岩海苔が自生している。海苔漁は漁業権のある漁師のみという。しかし季節外れの大雨で海水で育った岩海苔は真水に弱く再び生えてくるまで一週間かかるという。翌日に海苔をとった。
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- 鴎島
天然の岩海苔はカギを使い手摘みで収穫する。海水温が15℃以下だと美味しく育ち風によって海のミネラルが岩場へと運ばれる。岩海苔に絶好の条件が揃った奇跡の島という。藤谷夫婦を近所の人たちがサポートしている。岩海苔には岩の欠片が付着していて、石を取り除く。細かく切り刻み水洗いで石を取り除く。岩海苔を簾にのせ漉いていく。乾きにムラができないよう上下を入れ替えながら干す。また、海苔を加熱すると旨みと風味が増すという。
レイチェルさんへの歓迎会が開かれた。のり弁は通称海苔だんだん。寒海苔を醤油にくぐらせ炊きたてご飯の上に乗せている。のり弁専用の重箱を紹介。
別れのとき、レイチェルさんには寒海苔とのり弁専用の重箱などが贈られた。
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- 江差町(北海道)
千葉県の房総半島には200年の伝統ある巻き寿司がある。祭り寿司は冠婚葬祭で客人をもてなすための料理。絵柄は40種類以上。柴芋に漬けた酢で米はピンク色にする。梅の巻き寿司は花びらになる細巻きを真ん中に乗せ巻く。箱で子どもでも綺麗に切ることが可能。
椿の巻き寿司は細巻きとニンジンで花を作る。酢飯で3つ山を作り海苔を敷き、谷の部分にニンジンと大根の葉を入れる。椿の花と合体させて巻く。クニさんは親から教わった祭り寿司の伝統を子ども達に教えている。レイチェルさんは祭り寿司の魅力を広める食事会で最も難しい祭り寿司に挑戦することになった。
ハランは抗菌作用があり寿司の保存に役立つ。お弁当のしきりに使われるバランの由来という。ニンジンは発色を良くするために塩茹でにする。近年国産のかんぴょうは激減している。以前この番組に協力してくれたかんぴょう農家さんが送ってくれた。
業務用は約2メートル、短いものは一般家庭用。表面は糖分によってヌルヌルしている。数日間干してようやく完成。歓迎会では矢沢を熱唱した。
あれから1年半、功さんの従姉妹の和子さんは「壬生町が花束を持ってきてくれた」と話した。功さんは眞鍋のサインをもらったという。
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- 壬生町(栃木)
祭り寿司作りを開始。食事会には4種類の祭り寿司を用意する。四海巻きは難易度が高い。白とピンクの酢飯を使いうずまき状に巻いていく。出来上がった巻き寿司を半分に切りさらにそれぞれ切り込みを入れる。海苔の上に乗せて巻く。
祭り寿司の中でも難易度の高い200年の歴史を持つ四海巻きに挑戦。かんぴょうと3枚重ねた薄焼き玉子を重ね、巻き簾で四角に成形する。
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- オーストラリア
ご近所さんが集まり20人前の祭り寿司が振る舞われた。レイチェルさんは「巻き寿司は本当に素晴らしい料理」などと話した。
別れのとき、レイチェルさんはチョコレート、ティータオルなどを贈った。
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三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2025 “KINGDOM”の告知。