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- 合原明子 近田雄一 一柳亜矢子 坂下恵理
鳥取県は、去年11月に解禁されたズワイガニ漁の水揚げ量をまとめ、先月末までは約425トンと過去5年間で最小となった。このうち、松葉ガニの水揚げ量は約149トンで、去年同期比-約29トンとなった。松葉ガニの1キロあたりの単価は9294円と、9000円台の高値で推移している。県漁業調整課は、ズワイガニの水揚げ量が減少したことについて「漁獲できるサイズのカニの資源量が少なくなっていることが原因ではないか」と話している。漁獲枠の消化率は先月末時点で42.9%fで、通期が終わる来月20日まで続けられる見通し。
NHK NEWS WEBの記事を紹介。今日のテーマは「お遍路」。遍路客を運営する札所の運営は厳しい状況にあり、その背景にはコロナ禍で落ち込んだ遍路客が完全に回復していないことなどがあるという。そのため、四国八十八ヶ所霊場会は、約30年ぶりの納経料の値上げに踏み切った。海外の観光客には期待を寄せられており、四国各地で遍路をアピールしたいとしている。
南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練が高知市役所で行われた。約200人の職員が参加し、緊急地震速報が出されると職員は机の下に隠れて身の安全を守る行動をとり、食堂での火災発生を想定して初期消火の手順を確認した。南海トラフ巨大地震では高知市役所に最大で1メートルの津波が押し寄せるとされているため、大津波警報が発令されると職員は3階以上に避難し、車いすの人を4人がかりで運んだ。消火器の使い方や火災の煙を体験する訓練なども行われた。高知市・桑名市長は「南海トラフ地震対策を加速させたい」と述べた。
高知・四万十市の為松公園では早咲きのカワヅザクラが見ごろを迎えている。カワヅザクラはソメイヨシノより花びらの色が濃いのが特徴の早咲きのサクラ。為松公園は約500本のソメイヨシノを楽しめるサクラの名所として知られている。一足早くカワヅザクラに濃いピンク色の大ぶりの花が咲き、春を告げる野鳥として知られているメジロが鳴き声を響かせた。為松公園のカワヅザクラは今週いっぱい楽しめ、ソメイヨシノが見ごろを迎える3月下旬からはぼんぼりが点灯される。
琉球舞踊を習う子どもたちがわらべうたを通してウチナーグチを学ぶ取り組みが沖縄・那覇市の小学校で行われた。この取り組みは那覇市教育委員会が週1回専門家を派遣して沖縄の伝統文化などを学ぶ授業の一環として行われた。
梅の名所として知られる鹿児島・薩摩川内市の藤川天神では国の天然記念物「臥龍梅」が例年より約2週間早くほぼ満開の見ごろを迎えている。藤川天神に植えられた約300本の梅の木のうち55本が幹や枝が地を這う龍のように見える「臥龍梅」で、樹齢は1100年以上だと言われている。梅の花は今月いっぱい見ごろが続く見通しで、今月25日には「臥龍梅祭り」が開かれる。
きょうは松山局からの話題。高校生が被災地に向けてのジャム作りをしているという話題だった、などと伝えた。
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