- 出演者
- 兼清麻美 坂下恵理 塩崎実央
紀州高野組子細工師の池田秀孝さん。中学卒業後、父の跡を継ぐため修行をはじめた。職人としての自身に繋がったのはアルミサッシに組子を施してほしいという依頼だった。この作品が評判となり、組子細工という道で一本立ちしていこうと決めた。これまで地元の施設に作品を寄贈するだけでなく、皇室にも作品を献上してきた。作業工程をみせていただいた。使うのは高野山でとれた木材。まずは枠組みを作る。溝にはめ込み組み合わせいくことでキャンバスが完成。色の濃さや木目の異なる木片をはめ込んでいく。一つ一つ木片を入れ込み角度を調整する。緻密な作業を繰り返していく。一番細かい木片は1ミリほど。池田さんが独自に編み出した技法は「きのくに・ちぎれはめ込み技法」と名付けた。池田さんのあった工房は10年ほど前に火災に巻き込まれ全てを失った。その中には15年かけて取り組んできた大作もあったという。そんな池田さんを励ましたのはもっと池田さんの作品をみたいという声だった。令和5年度には和歌山県名匠にも選ばれた。今、池田さんは色を染めた木材を使うことで、絵画のような鮮やかな組子細工に発展させている。
静岡市清水区にある昭和初期に創業した老舗の缶詰製造会社を訪ねた。川島大典さんはツナ缶の開発や販売に携わっている。工場内部を特別に案内してもらった。使用しているビンナガマグロは身が白いのが特徴。ビンナガマグロはクセがなくツナ缶に最適だという。臭みの原因となる血合いを蒸したまぐろからそぎ落としている。削った身を輪切りにするため、レーンに並べていくが、隙間ができてしまう。そこで、別の身から最適なサイズを取り分けて埋めていく。詰められたツナ缶を見せていただくと年輪のような模様がキレイに入っていた。注がれているのは綿実油という油。綿の種から抽出した綿実油は大豆油の2倍の値段がする。この油につけて1年間熟成することでツナ缶がようやく完成する。いちばんおいしい状態であるという思いから熟成期間を設けているのだという。
かつて存在した巨椋池は全域が干拓され、現在は関西有数の田園地帯となった。巨椋池跡の田園風景地帯は生き物たちの貴重な住処となっている。5月にケリが田んぼや畔に巣を作り卵を産み、オスとメスが交代で卵を抱く。6月にはタマシギがメスがオスに求愛する。
全国の気象情報を伝えた。
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