- 出演者
- 高瀬耕造 宮崎大地 関根太朗 一柳亜矢子 浅野達朗 坂下恵理 大谷昌弘 守屋瞭 河畑達子 住谷陸
オープニング映像。出演者が挨拶をした。
長崎や広島などから選ばれた高校生平和大使24人がスイスにある国連のヨーロッパ本部を訪れ核兵器の廃絶に取り組むよう求める約11万人の署名の目録と千羽鶴を提出した。国連のヨーロッパ本部で軍縮を担当するレジンバル所長と面会した高校生たちは被爆者の写真を見せながら戦後も差別に苦しんだ人がいることなどを英語で説明した。高校生平和大使・高田さんは「自分たちの思いを託す署名の重みをよりいっそう感じた1年になったと思う」などと述べた。
国内初となる商用の洋上風力発電所の建設が進められている五島市の沖合は、6企業の合同会社が「浮体式」で建設工事を進めてきた。発電に使われる風車8基の設置作業が完了し、報道陣に公開された。8基全てを合わせると一般世帯1万4,400世帯分の電力に相当する約1万6,800キロワットの出力が見込まれる。来年1月に運用を開始する予定。建設会社の浅野副社長は「観光の来場者が今まで以上に増えてくることが予想される」などと述べた。
広島の原爆の熱線で焼けただれながらも再び芽吹き被爆者に希望を与えた被爆アオギリ。その種から育てられた苗木は「被爆アオギリ2世」と呼ばれている。きのうは佐伯市の中学校で植樹式が行われた。式では高齢化する被爆者に代わって体験などを語り継ぐ被爆体験伝承者の横山さんがリモートで参加し、被爆アオギリについて説明した。中学校では今後、生徒たちが水やりなどをして大切に育てていくという。
別府市のひらた保育園は園庭に子どもたちの日よけも兼ねて3本の巨峰の木を植えていて、子どもたちが大切に育ててきた。きょう、3歳~5歳までの園児29人がぶどう狩りを楽しみ、自分たちで摘み取ったぶどうを全員で分け合いながら味わった。
サンマの水揚げ量が全国有数の気仙沼港で今年初めての水揚げが行われた。午前9時ごろ、長崎県の大型サンマ漁船が入港し、北太平洋でとれたサンマ約90トンを水揚げした。初水揚げは去年と比べ11日遅いが水揚げ量は約2倍となり、港には多くの買受人などが集まった。サンマは大型のものが多く、1kgあたり351円~451円で取り引きされた。サンマは近年不漁が続き、去年の気仙沼港での水揚げ量は昭和49年以降4番目に少ない3,656トンとなった。水産研究・教育機構は、ことしも漁場に来る量は去年並みの低水準も大型が増えるという見通しを示している。気仙沼漁業協同組合・臼井参事は「よいシーズンになってほしい」などと述べた。
「森は海の恋人」をキャッチフレーズに海の環境を守るため植樹活動に取り組み、4月に81歳でなくなった気仙沼市の畠山重篤さんに対し、市は名誉市民の称号を贈ることを決めた。東日本大震災の津波で母親を亡くし、養殖いかだが流されるなどの被害を受けたがその後も活動を続け、2012年に国連から「森の英雄」に選ばれた。エッセイストとしても活動していた。市によると合併で現在の気仙沼市となって以降、名誉市民の称号を贈るのは初めて。気仙沼市・菅原市長は「重篤さんの打ちたてた考え方が未来永ごう続くように、今回の顕彰という形で表した」などと述べた。
倉敷市船穂町は県内有数のマスカットの産地で、地元のワイナリーでは毎年、自社のハウスや地元で収穫されたマスカットを使って5種類のワインを造っている。今年最初の仕込みとなったきょうは約3tのマスカット・オブ・アレキサンドリアが用意された。今年は梅雨明けが早く雨が少なかった影響で実はやや小ぶりだが、ワインづくりには適しているという。「ふなおワイナリー」の三宅健一郎社長は「アレキサンドリアでつくったワインの味わい、香りは口に入れて初めてわかるおいしさがある」と話した。マスカットワインの仕込みは今月中旬まで行われ、今季は約1万5000本製造し、来年3月くらいから出荷される予定。
青森市は子育て世帯は学校の冬休み中に給食がなくなり負担が増すとして、コメ販売店やスーパーなどで利用できる「おこめ券」を配る方針を決めた。市内の18歳以下の子ども1人につき2640円分を配る予定で、市はその費用として約1億1800万円余を盛り込んだ補正予算案をきょう市議会に提出した。青森市は予算案が可決されれば11月下旬以降、順次対象の約2万2000世帯に「おこめ券」を郵送することにしている。
県内のりんご生産量の約1割を占める主力品種の一つ「つがる」は、収穫時期が早い「早生品種」で強い甘みが特徴。県によると、「つがる」は9月7日ごろに収穫時期を迎えるとしていて、夏の暑さの影響で平年より3日ほど早まっているという。実の大きさについては今年は雨量が少なく、一部地域で平年を下回っているものの、先月上旬から中旬の大雨で回復傾向にある。県は日光による実の着色が不十分でも暑さで実が柔らかくなるため、実の熟し具合を見ながら早めの収穫を呼びかけている。
プロ野球の巨人や大リーグのヤンキースで活躍した石川県出身の松井秀喜さんが、きのう能登半島地震の復興支援として七尾市で野球教室を開き、子どもたちと交流を深めた。教室には能登地方に住む約60人の小学生が集まり、ゲストとして大リーグなどで活躍したイチローさんが登場すると大きな歓声が上がった。子どもたちは松井さんが投げたボールを力強いスリングで打ち返したり、イチローさんから投げ方を教わったりしていた。また、松井さんが現役時代さながらの鋭いスイングで柵越えの当たりを見せると、子どもたちからは驚きの声が出ていた。松井秀喜さんは「非日常を数時間だが感じてくれて、新たなエネルギーをため込んでくれた時間だったと思う」と話した。
アールスメロンは糖度14度以上の強い甘みとなめらかな口当たりが特徴で、県内最大の産地の金沢市では夏のお中元シーズンと秋のシーズンの年2回出荷されている。金沢市下安原町のJA金沢市の集出荷場ではきょうから秋のシーズンの出荷が始まった。集出荷場では約1500玉のメロンをスタッフが1玉ずつ手に取って網目や傷の有無などを確認し、等級や大きさごとに分けて箱に詰めていった。JA金沢市によると、猛暑や先月の記録的な大雨で水やりや温度の管理が難しかったものの、例年並みの品質に仕上がったという。JA金沢市メロン部会・池端一之部会長は「1週間から10日たったら食べる前に2~3時間冷蔵庫に入れて冷やすと1番おいしくいただける」と話した。きょう出荷されたメロンは早ければあすの午後、県内の店頭に並ぶ見通しで、来月上旬までに約50トンが出荷される予定。
和歌山・潮岬の中継映像を背景に気象情報を伝えた。
戦後80年の今、語られた貴重な証言。8月15日に終戦を迎えた日本。しかしその後に戦闘が始まった島がある。千島列島の最北部にあるシュムシュ島。終戦の日から3日後、日ソ中立条約を破棄したソビエト軍がこの島に侵攻した。公的な資料が少なく戦後80年経っても戦いの詳細はわかっていない。そんな中、この戦いの生存者である103歳の男性に話を聞くことができた。22歳で陸軍に入隊した。シュムシュ島でアメリカ軍の攻撃に備え、陣地の設営などを行っている時に終戦を迎えた。しかし事態は一変した。8月18日未明、島の北部にソビエト軍8800人が突然上陸、攻撃を始めた。島の東側にいた男性は上陸の一報を聞き、機関銃部隊11人を率いて歩いて戦いの最前線へと向かった。約3時間かけてたどり着いた男性は、ぼろぼろになった日本軍の姿を目撃した。8月21日、日ソは停戦に合意し、戦闘は終了。終戦後のこの戦いで、双方で2000人近い犠牲があったとされている。当時、ソビエトのスターリンは留萌と釧路を結んだ線の北半分の占領を要求していた。専門家は、その計画をくじくことに繋がったと指摘している。一方で終戦後、シュムシュ島の日本軍が抵抗しなければ犠牲は出なかったのではないかと指摘する専門家もいる。終戦直後の混沌とした状況の中で突如、戦闘に巻き込まれた男性。80年前のあの戦争は何だったのか。男性は「戦争っていうのはばかばかしい」と語った。
奈良県南部にある天川村。山間の清流の里・洞川地区では暑さを忘れる体験ができるそう。この辺りは年間の平均降水量が2000ミリを超える水に恵まれた場所。角がとれた岩が多く、起伏が少ない景観になっている。これは地質が関係しているそう。洞川は石灰岩が隆起してできたところ。その石灰岩が水に溶けやすく、侵食されながらこういう形状を作っていった。石灰岩は他にも神秘的なスポットを作り出している。五代松鍾乳洞の入口へは林業用のモノレールで向かう。鍾乳洞内部の温度は1年を通して10℃前後。全長80mの鍾乳洞の中へ入った。下半身の柱、藤の棚を紹介。染み出す水の恩恵は他にも。洞川地区の温泉街で100年ほど続く豆腐店では、ごろごろ水を使って豆腐を作っている。ごろごろ水とは、洞川地区の石灰岩の地層を通ったミネラルたっぷりの名水。夏でも涼しい気候を生かし、春に旬を迎えるイチゴを真夏でも味わえる。涼しい地域で育つイチゴで、関西では珍しいそう。ペチカほのかは北海道の品種で、糖度が高く酸味がちょっと少ない。流通量が減る夏にとれるイチゴを新たな特産品にしようと、村で8年前から栽培している。
持続可能な食の未来について考えられたチョコレートの持続可能性を学ぶ催し。この中で、カカオ豆ではなくてエンドウ豆、イナゴ豆を使ったチョコレートも作られていた。
気象情報を伝えた。
「激突メシあがれ~自作グルメ頂上決戦~」の番組宣伝。
「激突メシあがれ自作グルメ頂上決戦」のオムライス。独創的なアイデア、ふわとろ卵を作る裏ワザ。総合今夜7時57分放送。現在募集中なのはおむすび、鍋、チョコレート菓子など。
10月から始まるNHKのインターネットサービス「NHK ONE」のお知らせが流れた。
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