- 出演者
- 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像。
ニュースのラインナップを紹介。
ジョージアの議会選挙で、ロシアに融和的な与党「ジョージアの夢」が過半数を獲得したことについて、ズラビシビリ大統領は選挙で不正があり結果は受け入れられないとのべ、トビリシ中心部での抗議デモを呼びかけた。議会選挙を巡っては、EUは、ジョージアの中央選挙管理委員会などに対して選挙に不正がなかったが調査を求める声明を発表した。ハンガリーのオルバン大統領が、ジョージアの夢の勝利を祝うメッセージをSNSに投稿した。
ジョージア・トビリシから、野田支局長が中継。ジョージア議会選挙で、有権者の買収などの不正行為があったと指摘されている。アメリカ系の調査会社の出口調査では、与党・ジョージアの夢は過半数割れだった。ズラビシビリ大統領は、与党ジョージアの夢の支援をうけて大統領に就任したが、EU加盟をめぐり対立している。
マイケル・オフェルジブさんは、ハマスの奇襲攻撃直後の去年10月から2カ月余予備役兵士として軍の招集に応じた。しかし今はこれ以上もうこれ以上作戦に参加できないと話す。疑念が確信に変わったのは人質3人がイスラエル軍に射殺されるというあってはならないミスが起きたことだった。これについてオフェルジブさんは「戦争だから当たり前なのではなく、我々が慎重さを欠いていたから起きた」と指摘。更に今年4月にはイスラエル軍が食糧支援にあたる国際NGOのスタッフ7人を誤って攻撃し死亡させる事態も起きた。今年5月にイスラエル軍の予備役の兵士約40人とともに任務を拒否する公開書簡を発表。翌月再び招集命令を受けたが拒否し、今は集会に参加し合意による人質の解放と停戦を呼びかけている。今月には署名に賛同する兵士は130人に増えた。
ハロウィーンを前に米国・カリフォルニア州で開催された恒例のカボチャ祭り。注目はカボチャの重量を競うコンテスト。今年の勝者は1121キロ、ミネソタ州の園芸家が栽培したこちらのカボチャ。
絨毯で空を飛んでいる!まるでアラジンの魔法の絨毯のよう!この快挙を成し遂げたのはフランス人男性で、スカイダイビングなどのベテランでついに子どもの頃からの夢をかなえた。
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英国で作られた一見ごく普通のバッグ。だがその素材はバクテリア!!細菌を使って作られている。エンジニアリングバイオロジーという技術で外見も手触りも高級レザーのような手触り。
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イタリアのアーティストの作品が、「コメディアン」がオークションにかけられることになった。バナナをテープで壁に固定しただけなのだが、なんと2億3000万円の値が付く可能性があるという。
ヨーロッパで社会問題となっている移民対策。その中で注目されているのがイタリアの移民対策。イタリアは北アフリカからヨーロッパを目指す移民たちの玄関口となっている。移民は去年1年間で15万人以上で前年と比べて約1.5倍に上る。受け入れに伴う負担は年間約18億ユーロとされ、去年には非常事態宣言も出された。メローニ政権は移民などの一時的な収容施設を国外のアルバニアに建設し、今月から運用を始めている。イタリアではこれまでEU諸国などを目指して不法に入国を試みる移民などを海上で救出し、国内の一時収容施設に送った後、難民認定などの審査を行っていた。今後こうした人達をアルバニアの施設に直接送り、本国に送還することでイタリアへの上陸を抑止する狙いがある。こうしたイタリアの政策は他のEU加盟国から注目される一方で、その効果や人権上の問題を巡って大きな論争を呼んでいる。
アルバニアではイタリアによって移民の受け入れ施設が作られた。今月運用が始まったのは難民申請に関わる手続きなどを行う施設と一時的な収容施設の2つで、移民など最大3000人まで収容する計画。アルバニアに収容所を作った最大の要因はイタリアへの密航抑止、EUの規則ではEUに入った難民認定の申請者は最初に入った国で審査など対応を行う必要がある。EU非加盟のアルバニアに施設を作ることでEU域内への流入を抑止できると考えた。5年間の運営費用は約1100億円で、全てイタリアが負担する。アルバニアは運営にかかる費用を得られる他、イタリアやEUに“貸し”をつくることでEU加盟を前進させる思惑がある。しかし人権上懸念の声もありイタリア政府は子ども・妊婦などは収容対象から除外し健康な男性だけに絞るなどの条件を設けている。しかし、国境なき医師団は健康状態を正確に判断して移送対象者を選ぶことは困難だと指摘している。
パリから中継。イタリアの移民対策について野原直路が解説。メローニ政権はEU域内のアルバニアの施設に収容される可能性があるとを示すことで、渡航の動機を減らして長期的に密航の減少に繋げたいと説明している。フランスやドイツなどEU各国では右派政党が躍進して、多くの国が国境管理や不法移民の送還の強化などより厳格な移民政策に舵を切りつつある。こうした中でヨーロッパでは移民の第三国移転の計画に関心が示されており、専門家は今後同様の政策が広がっていく可能性があると指摘している。外国への施設の建設はこれまでにも試みはあったものの、司法や人権問題との狭間で壁に直面したケースもある。イギリスではルアンダと協定を結んで移民などの送還を行おうとしたが、人権団体から裁判を起こされた上、政権交代によって計画は撤回された。今回のイタリアの取り組みも司法当局からは収容者の移送を巡って政府とは異なる判断も下されている。イタリアの裁判所は最初にアルバニアに移送された12人について出身国が安全とは言えず、国に送還された場合に国に危険を及ぼす可能性があると判断し、移民達は数日後にはイタリアに送られることになった。メローニ首相は裁判所の判断を厳しく批判して控訴する方針を示しており、計画を続行するとしている。
いよいよ最終版を迎えた大統領選挙で引き続き大きな焦点となっているのがインフレの影響。激戦州のひとつ西部ネバダ州でレストランを経営しているハビエルバラハスさんは材料費の高騰が店の経営を圧迫していると話す。こうした中店を訪れた選挙活動中の共和党・トランプ前大統領で“インフレを抑え込む”と約束したという。一方民主党のハリス氏はインフレ対策として住宅の購入支援などの政策をアピールした。
ユーロ圏の今年7月〜9月のGDPが今週30日に発表される。ユーロ圏のGDPはこのところ0近辺でずっと横ばい。4月〜6月も+0.2%と低めの伸び率。その主な要因にドイツのマイナス成長がある。ドイツでは先月、フォルクスワーゲンが中国EVメーカーとの競争激化などの煽りを受け、国内工場の閉鎖を検討していることが明らかになるなど、製造業の不振が目立っている。
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IEAの最新の分析データによると東南アジアのエネルギー需要は今世紀半ばまでにEUを上回る見込みだという。その最大の理由がエアコンでこの先エアコンの普及率が大きく伸びると予想されている。去年のエアコンの普及率はベトナムやタイでは50%以下だったが、2050年には80%を超える予測。IEAは電力需要の拡大が見込まれる中、東南アジアで脱炭素化を進める為にクリーンエネルギー分野の投資拡大が必要と指摘しており、2035年には今の5倍となる29兆円の投資が必要だと試算している。
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アメリカ大統領選挙の投票日まで1週間余りとなった。トランプ前大統領の集会に、プロレスラーのハルク・ホーガンらが登場した。ハリス副大統領がヒスパニック系の人が働く飲食店などを訪れ、マイノリティー層にアピールした。
海外の株式相場、為替相場を伝えた。
アメリカ大統領選挙について、視聴者からの意見を紹介。
国際報道の次回予告。
エンディングの挨拶。