- 出演者
- 島本真衣 大下容子 松岡修造 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 増田ユリヤ 田中道昭
松岡さんは「北川さんと話していて僕自身も感極まってきた。それは北川さんの話す言葉が全て東日本大震災の被災地に思いがつながっているから。河田先生は『日本は法律などに関しては優れている。世界一』と話していたが、北川さんがいつも現地に行って感じることは『世界と比べると遅れているんじゃないか。日本の皆さんは我慢をする力がある。だから苦しい』と話していた。そこにすごく”日本だからこそ”という甘えがあったのかもしれない」などと話し、田中さんは「WOTAにしてもインスタントハウスにしても素晴らしいイノベーションですよね。でも今見ていて思ったのはイノベーションの原点というのは”心のリレー”。自分が応援してもらったから誰かを応援したいという気持ち。両方の共通点としては被災者の体も心も温めてあげているというところ」などとコメントした。
松岡さんは「僕も東日本大震災があった13年前、直後に取材に行った。『コバルトーレ女川』は女子サッカーチームですが、このチームに女川出身者は1人もいない。しかもほとんどが宮城県外から来ている人だけどみんな地元に戻らない。戻ったほうが良いのに。そしたら涙ながらに『修造さん違う。僕は女川の人たちが大好きなんです。女川の皆さんを支えたいんです』という言葉があった。その後、女川にそのまま残って学校の教師をしている人とか、子どもたちにサッカーを教えながら支援活動をしている人も居て、前に進んでいるなと感じた。そして『日本製鐵釜石シーウェイブス』。釜石といえばラグビーのまちですが、地震があってチームの皆さんはラグビーができなかった。だからボランティアとして救援活動をした。そのときに町の人達に『何してるの?ラグビーをしろ。君たちはラグビーで勝つことが支援活動なんだ』と言われたそうなんです。そんな中で3カ月後に試合が再開され、大きな勇気を与えた。まさに復興のシンボルと言われたチーム。いまは能登半島地震の支援という部分で物資の販売などをして前に進んでいるということです。今回会いに行ったのは高校生の時。僕はある意味彼らに助けられた。僕も何かできないかと思っていたところで、『テニスを指導してくれないか』と言われた」などと話す。
今回、松岡さんはどうしても会いたい人がいるという。13年前に東日本大震災で被災した今野さんは、テニスを通して前を向くことができたという。いま彼の心の中にあるものとは。
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今野良紀さんは、かつて宮城・気仙沼市の東陵高校のテニス部に所属し部長をしていたが、東日本大震災により全国選抜大会への出場を辞退した。松岡修造さんは、そんな東陵高校に駆けつけ、指導をした。そして、それから13年経った今、今野さんは子どもたちに何かに熱中してほしいと、宮城県でテニスの指導者をしていた。震災当時、今野さんはテニスがあったからこそ、前を向けたと話した。
東日本大震災を経験した今野さんは「僕はたまたまテニスに没頭したけど、何か支えになるものがあれば一番いいと思う。それをプラスに、気持ちの面とかいろんなことを教えてあげられたらなと思う」などと話した。
松岡さんは「僕自身、今野良紀さんに助けられた気がします。僕は経験や過去のデータ、人のつながりを『生かす』力が大事だと思いました。僕は被災地で『修造、こんなところまで来なくていいんだ。頑張れるやつが本気で頑張んなきゃどうするんだ』という言葉をもらって、刺さりました」などと話した。
イギリス王室が、キャサリン皇太子妃が1月に手術を受けて以降、初めて写真を公開したが、基準を超える加工があるとして、複数の通信者が配信を取り下げた。AP通信は、シャーロット王女の左手部分が不自然に見えると指摘している。
「東日本大震災から13年『能登とつながる』~被災者から被災者へ~」の番組宣伝をした。
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「徹子の部屋」の番組宣伝。