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自民党の派閥からのキックバックを巡る問題。世耕弘成衆院議員や当時の会計責任者らは、収支報告書に嘘の記入をしたとして刑事告発されたが、不起訴処分となっていた。これに対し検察審査会は、会計責任者を不起訴処分とした東京地検の判断を「不当だ」と議決した。「1,542万円にのぼる不記載について一般市民の感覚からすれば極めて高額であると言え、会計責任者として刑事責任を負うべきである」と指摘している。一方、世耕氏本人については「不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がない」として不起訴処分を「相当」と議決している。また、萩生田光一元政調会長についても不起訴処分を「相当」と議決している。
東京証券取引所はきょうから取引終了時間を30分間延長し、午後3時半までにする。システム障害時の備えとして取引時間を少しでも長く確保するなどの狙いがある。主な海外の取引所に比べ短かった取引時間を延ばすことで海外からの投資をさらに呼び込むなど市場の活性化を図る狙いもある。
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経済同友会・新浪剛史代表幹事は昨日北京で中国・韓正副主席と会談した。会談で新浪氏は新型コロナの流行以降、停止中のビザ免除制度の再開を求めた。また日本からの出張見合わせの要因となっている中国の反スパイ法への懸念を伝えた。
優勝セレモニーで大谷翔平選手は「チームの一員でいられて光栄です。おめでとうロサンゼルス、ファンの皆さんありがとう」と挨拶した。ドジャースのワールドチャンピオンで幕を閉じた今シーズンのメジャーリーグ。ドジャース・大谷翔平の今季打撃成績、打率.310ホームラン54打点130盗塁59。きょうシルバースラッガー賞最終候補者が発表され、ブレーブスのオズナと共にナ・リーグ指名打者部門の最終候補に入った。受賞者は13日に発表され、ここからは表彰ラッシュ。そして22日にはMVPが決まる。史上初となる満票で3度目の受賞となるのか。8月28日の始球式でキャッチャー・大谷翔平選手のもとへ走った愛犬デコピンのパフォーマンスが2024年“最優秀”始球式に選出された。
共同通信によると、日産自動車と三菱商事は自動運転やEVを活用したサービスを提供する新会社設立を検討する。日産自動車はこれまで自動運転などの実証実験を推進していて、三菱商事はAIを活用した効率的な公共交通サービスの展開を図ってっきた。今年度中に折半で出資し、新会社を設立する方向で来年にも実証実験をスタートさせる。
酉の市は毎年11月の酉の日に開運と商売繁盛を願う江戸時代から続く祭り。東京・浅草の鷲神社の境内や周辺に約400の屋台が軒を連ね、縁起物の熊手を買い求める人でにぎわった。福をかきこむとされる熊手は鯛や千両箱、七福神などの縁起物でぎっしりと飾られ、買われていくたびに威勢の良い手締めの音が境内に響き渡った。酉の市は今月17日29日にも開催予定。
アメリカ大統領選挙は日本時間の今夜から投票が始まる。両候補が揃って、最激戦とも言われるペンシルベニア州を最後の戦いの場に選んだ。フィラデルフィアでは、ハリス氏が最後の集会を行っているが本人はまだ会場に到着しておらず、夜11時すぎに到着する予定だ。ペンシルベニア州における最新の支持率は、トランプ氏が48.3%、ハリス氏が48.1%とデットヒートは激しさを増している。最後の夜は、レディー・ガガさんらが駆け付け、フィナーレを演出する。現場では、ハリス支持者の熱量を感じる一方で、話を聞くと、全員が口をそろえて「不安だ」と話していた。
大統領選の最終日に3つの激戦州をはしごしたトランプ氏は「あすは米国にとって、解放の日になる」と訴えた。きょうもハリス氏に対する個人攻撃に加えて、バイデン政権でのインフレや不法移民の批判を繰り返し、「自分が大統領に帰り咲けば、国を救うことができる」とアピール。また「我々がやるべきことは投票に行くことだけ。人々を投票に行かせることができたら負けるわけがない」と訴え、支持者に最後の発破をかけた。その一方で、最近では根拠を示すことなく、「不正投票が行われている」と口にすることも増えていて、敗れた場合に備えて、「選挙は公正ではなかった」と訴える布石とみられている。トランプ氏とハリス氏による歴史的な大接戦が予想されているが、どちらが勝っても大きな混乱が懸念されるだけに投票日をあすに控え、全米で緊張が高まっている。
大統領選の最大の激戦州のペンシルベニア州では、トランプ氏の有力支持者が先月27日に開かれた、トランプ氏の集会で、アメリカの自治領のプエルトリコについて、「ごみの島」などと発言をしたことでラテン系有権者の票の争奪戦が激化している。プエルトリコ系の有権者はおよそ580万人いて、勝敗のカギを握るペンシルベニア州では人口の3.8%を占める47万人が暮らしている。「ごみの島」発言をめぐっては、双方の支持者から批判の声が相次いでいる。「ごみの島」発言を受けて、バイデン大統領がトランプ支持者をごみ扱いしたと受け取れる発言をして反発を招くと、トランプ氏はごみ収集車に乗るパフォーマンスで応戦。こうした騒動を経て、ペンシルベニア州のラテン系有権者を対象とした世論調査では、60%以上がハリス氏を支持しているとの結果が出た。
防衛省によると、北朝鮮は午前7時半から39分にかけて、複数の短距離弾道ミサイルを発射。そのうち、少なくとも7発は最高高度約100kmで400km程度、飛翔したという。ミサイルは日本のEEZ外に落下したとみられていて、石破総理大臣は今のところ、「被害等の情報は確認をしていない」と述べている。また情報の共有や安全確認の徹底などについて指示を出した。
東京証券取引所はきょうから、午後3時までだった取引時間を30分間延長する。終了時間の延長は70年ぶりだ。投資機会が増えるため、市場からは「メリットしかない」と市場活性化への期待の声が寄せられている。取引時間の延長は4年前にシステム障害で終日、取引ができなかったことをきっかけに検討されてきた。延長により障害が起きても、その日のうちに再開する可能性を高める狙いがある。また国内外の投資家などから、日本株の取引量が増える効果も期待されている。各証券会社は、けさも延長の周知を行っていたが、取引時間を延長してもニューヨークやロンドンなどと比べると1時間以上短いのが現状だ。一部の市場関係者からは「30分は中途半端だ」「小さな一歩に過ぎない」など、効果は限定的との声も上がっている。
年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の見直しをめぐり、自民党と国民民主党の議論がスタートした。国民民主党・玉木代表は来週11日に石破総理と会談して「103万円の壁」の引き上げを強く求める考え。玉木代表は自民党が見直さない限り、予算案や法案で協力しないと明言している。けさ、自民党と国民民主党の政調会長が会談し、今週中に経済対策について、自民党、国民民主党の実務者らでの協議開始で合意した。自民党内からは「年収の壁は財源を考えると難しいかもしれないが、前向きに支持を得られる話だし、やったほうがいい」という声が上がっていて、まずは経済対策を優先して議論する考え。
ユネスコはきょう午前、事前審査をしていたユネスコの評価機関が日本の推薦していた「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。「伝統的酒造り」は穀物を原料とする伝統的なこうじ菌を使い、杜氏などが築いてきた手作業の技術。来月2日から南米パラグアイで開かれるユネスコ政府間委員会で正式に登録される見通し。無形文化遺産は伝統的な工芸技術や社会的慣習などを保護する制度で、日本での登録は能楽、歌舞伎、和食などの22件が登録されている。
きょうは季節が大きく前進している。北日本や北陸では今季一番の寒さとなり、北海道では雪が降っている。北日本の上空には上空11月下旬なみの強い寒気が流れ込んでいる。北陸から北海道にかけてはきのうより大幅に気温が下がり、日中の最高気温は札幌で8℃、青森で12℃などいずれも今シーズン一番の寒さとなる見込み。きのう夏日となった金沢は8℃下がり18℃の予想。上空の寒気はあさって7日にかけてさらに強まる予想で、青森など東北の市街地でも初雪の可能性がある。
国立感染症研究所によると、10月27日までの一週間に全国の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は9週連続で増加し、1医療機関当たり「2.49人」だった。5週連続で過去最多を更新している。マイコプラズマ肺炎は発熱や倦怠感、長引くせきなどの症状がみられる。感染経路は主に飛沫感染で、厚生労働省は手洗いなどの基本的な感染対策やマスクの着用などを呼び掛けている。
衆院選で躍進し今や国会運営のキャスティングボート握る国民民主党。自民党とはどういった連携をしていくのか。焦点となっている年収103万円の壁は引き上げられるのか。国民民主党・玉木雄一郎代表がスタジオ生出演。玉木代表は衆院選後の生配信で政権に対し厳しい姿勢を見せた。衆院選で躍進し政局のカギを握る国民民主党。玉木代表は今後、どのような政策をどの党と連携して実現していくのか。
自公の連立政権入りを否定しつつ「政策実現に全力を傾ける」と主張する国民民主党・玉木雄一郎代表。特に強調しているのが、所得税が課税されるボーダーラインである年収「103万円の壁」。国民民主党は、この「103万円の壁」を178万円に引き上げる政策を打ち出している。他にも、年収の壁には、年金や健康保険などの社会保険料を支払う義務が発生する「106万円の壁」や「130万円の壁」などもある。手取りが増える政策を掲げる玉木代表は、国民の声にどう応えていくのか。
国民民主党・玉木雄一郎代表がスタジオ生出演。「衆院選各党の議席数」では定数465議席に対し自民党が56議席減らし、その一方で国民民主党は28議席(+21)。自民党、立憲民主党、日本維新の会に続く第4党となった。比例名簿の候補者が足りず他の党に3つ議席を譲る選挙結果となった。衆院選後の国民民主党のスケジュール。衆院選翌日の先月28日、玉木代表は連合・芳野友子会長と面会し4番組に出演。29日、3番組に出演。31日、自民党と国民民主党の幹事長、国対委員長会談。今月1日、立憲民主党と国民民主党の幹事長、国対委員長会談を行い、玉木代表は3番組に出演。2日、2番組に出演。3日、3番組に出演。5日、このあと国民民主党・野田佳彦代表と党首会談の予定。衆院選で躍進した要因について玉木代表は「国民が生活に厳しいということの裏返しだと思う」「若い世代が将来に不安を感じていて何とかしてほしいという現れ」「政策を実現するということに全力を傾けていきたい」などとコメント。先月31日、自民党・森山裕幹事長と国民民主党・榛葉賀津也幹事長が会談。連携については自民党は「自公国」の枠組みを常設することを提案。これに対し国民民主党・椎葉幹事長は「自民党が政調会長同士の会議体を常設で作りたいといいましたが我々はそうではなくて案件ごとに対応を考える」。自民党・森山幹事長は「政務調査会あるいは税制調査会で公明党も出席いただいて3党でやっていこうということです」としている。国民民主党・玉木雄一郎代表は「政権の延命に協力する気はない」「我々がやりたいのは選挙で約束した手取りを増やすという政策の実現」「誰とやるかではなく何をするかに焦点を置いている」「協力はしていくが政策本位。“対決より解決”を結党以来掲げている」などとコメント。自民党との協議の時期は臨時国会からなのか予算編成からなのかについては「国民民主党・浜口誠政調会長と自民党・小野寺五典政調会長で会談したと報告を受けている」「まずは顔合わせだったが、早ければ今週中にでも改めて政策実務者同志の協議をスタートさせたい」「補正予算の編成が控えているので、まずは補正予算に何を入れるのか協議していきたい」とのべた。吉永さんは「何をやりたいかで決めていくのはわかりやすい」「103万円の壁以外で国民民主党と自民党のやりたいことの違いがわからないところがある」などとのべ、玉木代表は「政策本位なので自民党がたりないところはケツを叩きたい。」「国民民主党は自分の国は自分で守る中でどういう体制をつくるのかが我々の基本的な考えです」などとコメント。末延さんは、「一番言いたいのは岸田政権はバラマキにばらまいた。それでも支持率があがらなかった。マクロ経済のやり方をバラマキではなく経済政策そのものを転換することをできればいい」「政治とカネの再改定をやってもらわないと」などとコメント。
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国民民主党は“年収103万円の壁”を引き上げることにより手取りを増やすと訴えている。現行制度では所得税が課せられないのは年収103万円まで、「103万円の壁」と呼ばれる。課税ラインを178万円に引き上げた場合、扶養に入っている人がより稼げる人が増え、働き控えも減少するとみられる。一方で税収が減るとの指摘もあり。林芳正官房長官は先月31日「(“年収の壁”を178万円に引き上げた場合)国と地方で7兆~8兆円程度の減収が見込まれる」としている。「103万円の壁」は会社員にも影響。103万円の壁を178万円に引き上げた場合、控除が拡大し所得税などの課税が減る。減税額は、年収(給与所得)200万円の場合減税額8.6万円、500万円の場合13.2万円、800万円の場合22.8万円(国民民主党試算)となっている。特に地方の税収が減ることに対して国民民主党・玉木雄一郎代表は、予算を付けても結果的に7兆(前年度)や11兆(さらに前の年)余っていたり、税収が予定より多く入っているので、予算をもっと精査して細かく適性に付ければ対処できるとしている。社会保険料にも年収の壁というものがあり、年収106万円から配偶者が従業員数51人以上の企業に勤務している場合など、配偶者本人の社会保険料が発生する。年収130万円からは、配偶者が従業員数50人以下の企業に勤務している場合などでも、社会保険料が発生する。年収106万円または130万円に達すると、それぞれ年額で一般的なケースでは、約16万円または約27万円の負担が生じる。国民民主党・玉木雄一郎代表は「106万円と130万円については手当を一定程度しているが、103万円の税の壁に関しては何もしていない。ここを手当てすることが必要ではないかということで、今回103万円の引き上げを提案している」と話した。吉永さんは「壁がやたらあってわかりにくい。103万円の壁の存在は女性にとっては扶養控除から外れるなど女性の社会進出の足かせになっていた制度だと認識している」「だけど壁は優遇措置である種不公平が織り込み済みの措置だと思うので、不公平の問題が拡大する悩ましい部分もでる」などとのべた。