- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 中野信子 水越祐一 仁科健吾 浦林凜
「『X』CEO退任を表明」、「リストラより活躍を」、「ガザ空爆で15人死亡」、「牛肉輸入再開を協議」、「『コメまずい』に憤り」、「ロシア軍 戦死者急増」のニュースラインナップを伝えた。
秋篠宮ご夫妻と次女・佳子さま、長男・悠仁さまは午前9時ごろ、東京都写真美術館を訪問された。80年前の8月6日の原爆による甚大な被害を広島市民や報道カメラマンらが記録した写真や映像をご一家は説明を受けながらご覧になった。秋篠宮さまは「こういったことが二度とあってはなりませんね」と話された。佳子さまは「写っている方の苦しみと撮影した方の葛藤を知ることができました」、悠仁さまは「写真や映像が持つ情報の多さ、力を感じました」と話された。秋篠宮ご一家が揃って展示会をご覧になるのは令和になって初めて。
イーロン・マスク氏が率いる「X」でCEOを務めるリンダ・ヤッカリーノ氏が9日、退任を表明した。アメリカの娯楽大手「NBCユニバーサル」の広告部門トップを務めていたヤッカリーノ氏はおととし、広告収入が減少していた「X」のCEOに就任した。マスク氏は「貢献に感謝します」とコメントしている。TVプロデューサーのデーブ・スペクターは「AIによって差別発言が自動的にでてしまったことの違和感もあるし、Xは前と比べてやりづらい会社になってきたのは事実。この人は実績も相当ある方なので、これ以上ここにいても仕方がないと思ったと思う」とコメントした。
近年、日本企業の社員の高齢化が進み、約5000社を対象にした東京商工リサーチの調査では、45歳以上の正社員が半分を占める企業は3分の2近くの約64%にのぼった。最も多いのは運輸業の約82%で、最も少ないのは情報通信業の約41%。高齢化の一方で、早期退職や希望退職を「実施・検討していない」企業は98.5%に達した。人手不足を背景に多くの企業で中高年の社員の活躍を求める傾向が強まっている。脳科学者・中野信子は「若手の離職率の高さをよく聞く。ワークライフバランスに関する認識の違いや教育コストの高さを考えると、いま活躍している人たちが多少高齢化しても医療の発達で元気に働けるし、コストも安く済み持続性もある」とコメントした。
ガザ当局によると10日、ガザ地区中部にある医療施設の前でイスラエル軍の空爆があり、子ども10人と女性3人を含む少なくとも15人が死亡した。医療施設では栄養失調の治療や妊婦の検診などが行われていて、犠牲者の多くは栄養補助食品を求めて集まっていた。ガザ当局は「子どもや女性を標的にした意図的な殺害で明らかな国際法違反だ」と非難した。一方、イスラエル軍はイスラム組織「ハマス」の軍事部門のメンバーを標的にしたと主張している。
岩屋外務大臣は中国・王毅外相と会談し、中国がBSEの発生を理由に2001年から続ける日本産牛肉の輸入停止をめぐり、再開に向けたプロセスを加速するため、日中動物衛生検疫協定の早期発効について協議した。また、岩屋大臣はおとといときのう、東シナ海の航海上空で警戒監視を行っていた自衛隊機に対し、中国軍機が複数回「特異な接近」を行った事案について「深刻な懸念」を表明し、対応を強く求めた。
新潟県上越市・中川幹太市長は自身が高校時代を過ごした兵庫県三田市のコメを「まずい」と発言したことについて、おととい謝罪した。これに対し、三田市・田村克也市長はきのう、「強い憤りを感じていることは変わらない。当然、謝罪されたからといって受け入れることはできない」と改めて怒りをあらわにした。
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の世界戦が決定。相手はWBA暫定王者、ウズベキスタンのアフマダリエフ。世界選手権やオリンピックで結果を残してきた難敵。井上尚弥は「キャリア最大の強敵と思うほど緊張感も警戒心も高めに、9月14日の井上尚弥は少し違うぞと本気を出させていただきます」と述べた。
楽天グループはふるさと納税の仲介サイトでポイントの付与を禁止する総務省の告示は無効だとして国を提訴したと発表した。自治体はふるさと納税の仲介サイトに掲載手数料を支払い、サイト側はポイント還元などを行っている。総務省は自治体が払う手数料がポイントの原資になっていることなどを問題視し、今年10月から禁止する。楽天は憲法が定める営業の自由を過剰に規制すると主張している。
ユニクロなどを運営するファーストリテイリングは去年9月~今年5月までの最終的な利益が3390億円と前年同期比で8.4%増え、過去最高益を更新した。国内のほか、欧米や東南アジアなどで販売が好調だった。アメリカの関税政策を受けて“生産地変更は現状考えていない”としたうえで、来月から税率を引き上げられた場合は「次のシーズンの秋冬商品から影響を受けることは免れない」と話した。
ロシア軍は7月以降、1週間で200平方キロメートル以上進軍するなど占領地域を広げている一方で、死傷者も急増していて、イギリスのエコノミストは5月1日以降、侵攻後最速で戦死者が増加していて約3万1000人のロシア兵が前線で死亡したと報じた。さらに捕虜になった複数のロシア軍将校が「今回が最後の攻勢だ」と指示を受けたと証言したと報じている。ニューヨーク・タイムズは「プーチン大統領が今後数カ月でウクライナの防衛が崩壊すると考えている」と報じている。デーブ・スペクターは「プーチン大統領が頑固で生きてる間には絶対やめないと言われている。交渉に乗る気がまったくない。一方、アメリカ・トランプ政権がやっとウクライナ側にシフトし始めたのである程度期待できると思う」、中野は「プーチン大統領側に焦りがあるのかなと感じる」とコメントした。
あす11時30分から放送の「ワイド!スクランブルサタデー」の「熱波 山火事おさまらず…観光への影響は」の予告を伝えた。
31歳の男は先月、新宿区のマンションの浴室に35歳男性の遺体を遺棄した疑いが持たれている。その後の捜査関係者への取材で、容疑者と知人ですでに逮捕されている別の容疑者は男性が亡くなった後に部屋から血痕のついたマットレスなどを粗大ごみとして処理したことが分かり、証拠を隠蔽しようとした可能性がある。容疑者は容疑を認め、別の容疑者は否認している。警視庁は2人が男性が死亡した経緯も知っているとみて詳しく調べている。
台湾ではきのう、アメリカから購入した最新鋭戦車「エイブラムス」部隊の訓練を実施。この戦車は去年12月、第一陣として38両が台湾に届いた。視察した頼清徳総統は「地上最強の戦車と呼ばれるのもわかる」と述べ、兵士たちを激励した。台湾ではおとといから中国本土による攻撃を想定した大規模な軍事演習を実施している。
日本原産のコガネムシの一種・マメコガネは英語で「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれる侵略的外来種。今月、ドイツとスイスの国境に近いフランス東部の都市で2匹見つかった。マメコガネはブドウやトウモロコシなどを食い荒らすおそれがある。EUは2019年にマメコガネが拡散すれば農業へ数十億ユーロの被害をもたらす恐れがあると指摘していた。マメコガネは列車やトラック、車などに入り込んで運ばれたとみられ、フランスで確認されたのは初めて。
上空の寒気や南下した梅雨前線の影響で、きのうは関東を中心に合計31回も記録的短時間大雨情報が発表された。きょうの関東は雨が降っても強くはなく、北東からの涼しい風で過ごしやすい体感となっている。予想最高気温は東京や前橋で26℃と16日ぶりに真夏日から解放される見込み。一方、西日本では大雨の恐れがある。太平洋側を中心に降りやすく、あす朝までに多いところで九州南部で180mm、東海では120mmなどの雨が予想されている。地盤が緩みやすくなるため土砂災害に警戒が必要。
アメリカ・トランプ大統領は先ほど、自身のSNSにカナダ・カーニー首相に宛てた書簡を公開し、カナダからの輸入品について8月1日から35%の関税を課すと明らかにした。カナダが報復措置を取れば税率をさらに引き上げるとけん制している。トランプ氏は先月、カナダによるアメリカのIT企業を対象とした課税を批判して関税協議の打ち切りを一方的に通告したが、その後カナダが課税を撤回したことを受け交渉再開で合意していた。また、トランプ氏はNBCはテレビのインタビューで、アメリカからまだ書簡を受け取っていない貿易相手国に15%から20%の関税を課す予定だと述べている。
中国は「BSE」の発生を理由に2001年から日本産牛肉の輸入停止措置を続けている。橘官房副長官は措置の解除に向け「政府一丸で早期実現を目指す」と強調した。きのう、マレーシアで行われた日中外相会談で岩屋外務大臣と王毅外相は輸入再開に向けたプロセスを加速するため、協定の早期発効について協議していた。
大阪・関西万博会場で開かれている「中国ナショナルデー」には中国・何立峰副首相ら政府代表団、日本側は武藤容治経産大臣のほか、日中友好議連の会長を務める自民党・森山裕幹事長らが出席している。森山幹事長はきのう、日本産牛肉の中国への輸出再開について「一日も早く道筋をつけたい」と発言している。式典の前に行われた会談で日本側は牛肉の輸出再開やパンダの新規貸与などを要請したとみられる。また、これに先立ち中国政府の代表団は今朝、関西経済連合会と朝食会を開き意見交換を行った。
秋篠宮ご夫妻と次女・佳子さま、長男・悠仁さまは午前9時ごろ、東京都写真美術館を訪問された。80年前の8月6日の原爆による甚大な被害を広島市民や報道カメラマンが記録した写真や映像をご一家は説明を受けながらご覧になった。秋篠宮さまは「こういったことが二度とあってはなりませんね」と話された。佳子さまは「写っている方の苦しみと撮影した方の葛藤を知ることができました」、悠仁さまは「写真や映像が持つ情報の多さ、力を感じました」と話された。秋篠宮ご一家が揃って展示会をご覧になるのは令和になって初めて。