- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 中野信子 水越祐一 仁科健吾 浦林凜
参議院選挙で各党は何を訴えているのか、シリーズで伝える。きょうは参政党と日本保守党。参政党は日本人ファーストを掲げて保守の票を中心に支持を集め、一定の存在感を見せている。参政党・神谷代表は「日本国を強くすること、日本人を豊かにすること、日本人を安心させることが第一。それをファーストにやると言っている」と訴えた。ANNが今月行った参院選に関する調査では比例代表の投票先として3位に浮上。SNS上では外国人の受け入れをめぐる問題が話題を集めている。一方で、3日の街頭演説では神谷代表が「高齢女性は子どもが産めない」と発言し賛否を呼んだ。目標は単独で法案を提出できる10議席以上と強気で、少数与党で不安定な政局のキャスティングボートを握りたい考え。
日本保守党・百田代表は「今の自公政権では日本は10年後、どんな国になっているのか」と訴えた。日本保守党は百田代表自らが比例区に立候補している。食品の消費税ゼロを掲げるほか、日本の誇りを取り戻すとして保守の票の取り込みを狙うが、比例の投票先として1.4%にとどまっていて、今後の広がりが課題。百田代表の知名度を生かして票を集め、参議院での保守党初の議席獲得に繋げたい考え。
午前6時10分ごろ、岩手・北上市和賀町山口で小屋に侵入し近くの川に向かったクマ1頭を市の鳥獣被害対策実施隊が発砲し駆除した。4日に81歳の女性がクマに襲われて死亡した地区と同じであることや、近くの住宅の車庫で米袋の被害があった際の状況と似ていることから同じクマである可能性が高いとみられている。
10日、パリで開かれたオークションにエルメスのバッグ「バーキン」の初代モデルが出品され、約860万ユーロ(約14億7000万円)で落札された。バリュエンスジャパン・嵜本晋輔代表取締役は「ラスト1分2分の戦いってしびれるものがあったし、瞬間には拍手が起こって、ほっとしたというのが素直な印象」と話した。落札された「バーキン」は俳優のジェーン・バーキンさんのために約40年前に作られたオリジナル品で、バーキンさんが貼っていたステッカーの痕が残っている。
名古屋市にある葬儀場の「ティア瑞穂」で今年1月、別人の遺体が運び込まれ、その後火葬された。運営会社「ティア」によると、火葬後に遺族が取り違えに気付き発覚した。2人の遺体は提携企業が運営する施設に安置されていて、運び込む際に取り違えがあったとみられている。2人は同じ名字で、本来フルネームでの確認を名字のみで済ませたことが原因とみられている。「ティア」は遺族に謝罪し、名古屋市と警察に経緯を報告した。
30歳の男と知人は先月27日ごろ、東京・新宿区のマンションの部屋の浴室に35歳男性の遺体を遺棄した疑いが持たれている。男性の遺体の頭部にはビニール袋がかぶせられていたが、下半身はバケツに入れられた状態で、遺体を運び出そうとした可能性がある。知人は「容疑者から頼まれて断れなかった」と容疑を認め、容疑者は否認している。
経済情報を伝えた。
「エレガンス」の経営者の男は去年9月~10月にかけて、当時17歳だった少女の年齢を確認せずに雇い、東京・豊島区のホテルで50代の客とみだらな行為をさせた疑いなどが持たれている。警視庁によると、容疑者は「本当はだめだけど特別ね」と言い、面接日から店で働かせていた。少女は得た金を「推し活」に使用していた。容疑者は容疑を否認している。
おととい、神奈川・藤沢市にある障害のある子どもが通う支援施設で大麻草2本を栽培した疑いで31歳の男が現行犯逮捕された。警察によると、「施設で大麻を栽培している」との情報提供を受けて家宅捜索したところ、容疑者の仕事部屋で鉢に植えられた大麻草が見つかった。容疑者はこの施設の管理者で、取り調べに対し「自分で使うために栽培していた。栽培したら安く済むと思った」と容疑を認めていて、警察が経緯を詳しく調べている。
茨城県鉾田市に住む高校1年の少年ら2人は仲間と共謀して4月、80代男性から口座に金を振り込ませ、約265万円を引き出し盗んだ疑いが持たれている。警視庁によると、少年ら2人はリクルート役で「現金を引き出すだけの仕事」などと知り合いの少年をグループに誘い込んでいた。少年2人は「誘ったことに間違いないが、詐欺の詳しい内容を聞いていない」などと容疑を一部否認している。
今年も世界各地を猛暑が襲う。イギリスの大学などの研究では、欧州12都市で熱波に起因する死者が7月2日までの10日間で約2300人にのぼるとの推計が出た。フランス・パリのエッフェル塔では熱波の影響で今月1日と2日、頂上への観光客の入場を禁止した。イギリス・ロンドンではロンドンバスの多くはエアコンがなく2階席は強い日差しの影響が大きい。スペインでは今月1日、気温46℃を記録。ギリシャでは政府が屋外での肉体労働を正午から午後5時まで禁止にした。中国・山東省では卵の運搬中に孵化したとみられる。
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猛暑の影響で中国各地で異変が起きている。道路のアスファルトは溶け、運搬中の卵が孵化。日本ではきのう、関東甲信を中心に記録的短時間大雨情報が31回も出されるなど広い範囲で大雨となった。ただ、その雨が降る前は朝から気温が上昇し、全国の猛暑日地点は6日連続で100地点以上を記録。長野・松本市では夏季限定のスイカの直売所がオープン。安定した天候と暑さのため、今年はおいしいスイカができたという。先週は熱中症で1週間で1万人以上が搬送されるなど、例年にない厳しい暑さが猛威を振るっている。地球温暖化の影響で酷暑が当たり前となった時代をどう乗り越えていけばいいのか。
熱中症の危険度を判断する指標の「暑さ指数」は気温・湿度・風・放射熱の4要素が関係する。日本の農村部の平均気温は過去100年で1.0℃上昇しているのに対し、東京では3.0℃上昇している。この2.0℃の差は温暖化対策だけでは埋められないとのこと。
都市部の気温上昇を抑えるポイントは「風」と「放射熱」。まず「風」について。東京都は2020年に「風の道確保等に関するガイドライン」を発表。これは品川駅・田町駅周辺で再開発の際に「風の道」を確保するよう事業者に求めるものだという。風の道は「地上50mで風速4.0m/s以上の風の流れ」と定義されている。具体的には建物の高さを50m以下にしたり建物の間隔を空けたりしているとのこと。堅田さんは「都市ごとに形が異なるので適用する難しさはあるが、対策の持続性に関しては優れていると思う」などと話した。
「放射熱」対策について。「遮熱性舗装」は路面に遮熱材を塗ることで赤外線を反射し、アスファルトへの蓄熱を防ぐというもの。「保水性舗装」はアスファルト内の保水材が雨水を吸い込み、それが蒸発する際の気化熱で温度上昇を抑えるというもの。どちらも路面温度の上昇を8~10℃抑制してくれるという。東京都によると今年3月時点で都道全体の約1割にあたる約200kmで整備が進んでいるという。堅田さんは「非常に有効だと思うが全ての道路に適用するとなるとコスト面での負担が大きい」などと話した。
暑さの要因として新たに「日射量」が注目されている。日射量とは太陽から受ける放射エネルギーの量。気象庁のデータによると、東京都の年平均日射量は90年代以降増加傾向で、2023年には過去最高値を記録した。2023年は世界気象機関が「観測史上最も暑い年」としており、ドイツの研究チームはその理由として「北半球中緯度及び熱帯地方の雲の減少が原因である可能性がある」と指摘している。雲の減少には雲のもとになるエアロゾルや地表面付近の水分量の減少が背景にあるとされる。韓国では日射量対策として街に大きなパラソルなどを設置しているとのこと。堅田さんは「地球温暖化対策として排ガス規制を行い空気は綺麗になったが、逆にそれが原因で雲が減少し日射量が増加した。日射量の増加や雲の減少はほとんど知られていないのが現状。このことを知ると暑さ対策はもっと広い視野で行われるべき」などと話した。
発電所やエアコンの室外機などからの排熱も気温上昇の要因となっている。排熱量は人口密度に比例するため、人口密度を下げることも気温上昇の抑制になり得るとされている。堅田さんは「CO2対策に傾きすぎるのは良くない。地域によって気温上昇の原因は異なるので地域ごとの検証が必要」などと話した。
8日から3日間、国賓としてイギリスを訪れたフランス・マクロン大統領夫妻。2人の一挙手一投足が注目されていた。5月のベトナム訪問で大統領専用機のドアが開いた直後、ブリジット夫人に顔を押される様子が世界中に伝えられた。この一件についてフランス大統領府は「旅の始まりを目前に夫婦がリラックスしてふざけ合っていた瞬間だった」と説明。マクロン大統領自身も「いつものように冗談を言い合っていただけだ」と語った。これを機に夫婦不仲説が浮上した。ベトナム訪問から10日、マクロン大統領夫妻はモナコ公国を訪れた。俳優のグレース・ケリーの息子のアルベール2世大公とその妻のシャルレーヌ公妃、国賓の出迎えに初参加した“美しすぎる双子”として知られる子どもたちから手厚い歓迎を受けた。番組は晩餐会でのマクロン大統領夫妻の気になる行動に着目した。モナコ宮殿の階段に慣れているはずの大公夫人でさえドレスを着てエスコートなしで上るのは難しい様子。腕を組み階段を上るマクロン大統領夫妻だが、ブリジット夫人の足取りはややおぼつかないように見える。階段の上で2人は腕を離して報道陣に向かって挨拶。その直後、マクロン大統領はブリジット夫人を待っているような仕草を見せるも、腕を組むことなく夫人は1人で階段を上った。不仲説が囁かれるマクロン大統領夫妻はイギリス到着時の行動も注目された。マクロン大統領がタラップを下り、夫人に手を差し出したが無視したように見えた。
5月のベトナムでの一件以来、不仲説が囁かれているフランス・マクロン大統領夫妻。今回訪問したイギリスでも一挙手一投足が注目された。マクロン大統領がタラップを下り、ブリジット夫人に手を差し出したが、それを無視するかのように自ら手すりをつかんでタラップを下りた。マクロン大統領は気まずそうに手を下ろし、ウィリアム皇太子に挨拶し、キャサリン妃の手にエアキス。この映像が公開されるとSNSで「露骨な無視」「ブリジットはタラップでバランスを保つことに集中していた」など様々な声があがった。訪問2日目にはスターマー首相との首脳会談に向かう途中、仲良く腕を組んでいた2人はスターマー首相とヴィクトリア夫人を見つけハグ。このあとブリジット夫人は手をつなごうとするがマクロン大統領はスルー。なんともかみ合わない2人だった。