- 出演者
- 八木麻紗子 萩谷麻衣子 大下容子 杉村太蔵 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一
松岡修造は、自分を比較するのも大事だが責めたりするのはいけないんだと感じますねなどとコメントした。平井瑞希は、ことしアメリカの大学に進学し、挑戦をキツイと思うのではなく楽しむという。
平井は短水路100mバタフライの日本記録保持者として、日本選手権では池江璃花子にも勝利している。日本の競泳界は世界から遅れを取っているとして、平井は世界新記録の樹立を目標にアメリカのテネシー大学へ向かうと決意を示した。クリスティン・マグナソンらメダリストを輩出したことで知られ、これまで有力選手が日本の大学へ進学する中で留学を選んだのは初の試みという。平井は小学生の頃からExcelでラップ・ストローク数のデータを記録していて、自身と体格の近いメダリストの研究は弱点だったターンの強化などに生かされているという。アメリカではコーチと選手の関係性は違うのだといい、日本だとコーチが上だがアメリカでは選手側も意見をしてトレーニングの意義を深める様子が見られたと話す。将来は同期・後輩にも踏み出す選択もあるということを見せたいという。
松岡さんは平井の海外で学ぶという挑戦について、環境が変わる中で自立する強さがあるのではないかと振り返った。続いては非常識な競泳選手・柳沢駿成を伝える。
柳沢はロサンゼルス五輪で正式種目入りを果たす平泳ぎ50mの代表となっているが本来の顔はプールの濾過器メーカー勤務であり、練習を行うのも市民プールなど常識を覆し続けている。当時は仕事の息抜きでしかなかったと柳沢は話す。
プールの濾過器メーカーで営業を務める柳沢。有力な競泳選手は企業に所属しながら練習に専念することが多いが、柳沢は9時過ぎに出社し残業をこなして帰社する普通のサラリーマン。競泳選手は通常週に6日練習を行い、1日開くと取り戻すのに3日かかるとも言われているが、柳沢は週に3~4回程度しか練習しないと明かした。練習の場も競泳プールではなく市民プールだといい、プールが20時45分で閉店となる中、本格的な練習の時間がわずか15分ほどしか確保できないときもあるという。柳沢は学生時代は目立った成績を残せなかったが、コロナで在宅勤務を余儀なくされるとかっこいい体になりたいという単純な理由でトレーニングに没頭する中、体を動かす目的で再開した水泳のタイムが伸びてしまったといい、アマチュアのマスターズで短水路の世界記録を越えるとともに、北島康介の記録を更新するなどして代表入りを果たした。柳沢は代表とは無縁と考え世界水泳の直前に結婚式も行っていたという。
先月29日、世界水泳まで1か月と迫る中行われたのが結婚式。柳沢駿成は幼馴染の顔をみたら泣いている人がいて、気付いたら涙がでていたという。柳沢駿成の非常識ぶりはこれだけではない。代表合宿は約1週間スイム練習を行うが、柳沢駿成はその練習すべてに参加することは自分のペースを乱しかねないとして自己流の調整で世界水泳に臨むという。常識にとらわれない方法で日本代表に選ばれた 柳沢駿成。その信念は代表に選ばれても変わらない、自分のやってきたことを貫き通したいなどと話していた。
柳沢駿成選手についてのスタジオトーク。普段の練習環境について言い訳せずに結果を出しているのがすごいと萩谷麻衣子はコメント。大下容子はサラリーマンの星などとコメント。佐々木亮太は自己管理をすればいいという今後新たな常識になるかもしれないなどと期待を寄せた。
- キーワード
- 柳沢駿成
世界水泳シンガポール2025の番組宣伝。
徹子の部屋の番組宣伝。