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- 八木麻紗子 萩谷麻衣子 大下容子 杉村太蔵 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一
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来月1日から25%の関税を課すとしてきたトランプ大統領だが、きょう午前8時過ぎに日本への相互関税15%で合意したと発表した。トランプ大統領によると、日本からアメリカに約80兆円を投資するとし、数十万人規模の雇用が生まれるとしている。この合意を受けて、石破総理は「これから先、世界に色々な役割を果たしていくということに資するものになる」と述べた。これまで日本とアメリカを往復し関税協議を行ってきた赤沢経済再生担当大臣は合意を受けて、「緊密な日米間の協議を通じて構築をされた相互理解と信頼関係を基礎として、両国の国益に資する合意ができたことについては大変喜ばしいことである」と述べた。石破総理はこのあと赤沢経済再生担当大臣から詳しい報告を受け、必要があればトランプ大統領との電話会談やアメリカ訪問を検討するという。
日米関税協議合意についてワシントンから中継で伝えた。トランプ大統領は関税をめぐって強気の態度を取り続けてきたが、きょうまでに合意できたのは日本を入れてわずか5カ国だけ。今月に入ってから8月1日から関税を引き上げると一方的に通告して脅しをかけたが、EUなどとの交渉は難航し、来週には中国と3回目の閣僚級協議が行われる。関税による物価の上昇がまだ本格的に始まっていないとは言え、各国との交渉が停滞したままではまずいという事情があった。経済規模の大きな日本との間で合意を結んだと発表することは国民に対して実績をアピールするだけでなく、マーケットに対しても安心材料になる。ただ、自動車や農産物で具体的にどんなディールがあったのか、アメリカは詳細を説明していない。トランプ氏は今夜、「日本とアラスカの液化天然ガス事業で合意する」と述べているが、採算性に懸念が出ている事業でもある。日本が目に見える成果を示さなければ、今後もアメリカの圧力が続く可能性はある。
トランプ大統領のSNSによると、日本からアメリカに約80兆円を投資することによって数十万人規模の雇用が生まれるとしている。また、日本は自動車、トラック、米や一部の農産物の市場を開放することで合意。今月7日の石破総理あての書簡では8月1日から25%の関税を課すとしていたが、日本は相互関税として15%をアメリカに支払う。自動車の関税は現状25%課されているが、今回の合意で15%となる。石破総理は「世界に先駆けて数量制限のない関税率の引き下げになる」と述べている。現状50%の関税が課されている鉄鋼・アルミや防衛費に関しては合意に含まれていない。元衆議院議員・杉村太蔵は「自動車の15%は日本にとって大きなメリットになる。ただ、80兆円投資して数十万人規模の雇用を創出というのは民間企業はどこまで合意に絡めた話なのか」などとコメントした。石破総理はコメの輸入についてミニマムアクセスの枠内でコメの輸入割合を増やしていくとし、「農業を犠牲にするようなことは一切含まれていない」と強調した。弁護士・萩谷麻衣子は「日本側に有利な形で合意できたようには見える」などとコメントした。
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国会記者会館から中継。先週、ベッセント財務長官が万博出席のため来日したが、万博に行く前に都内で赤沢大臣と密かに複数回交渉をし、最後はベッセント長官が進めて合意に至った。きょう午後、総理経験者3人と石破総理が会談するが、石破総理は事実上辞任の方向とみられる。自民党幹部への取材によると、参院選の総括を8月中にまとめて進退を判断するという声も聞かれる。8月下旬~9月上旬に自民党総裁選の方向に進みかけているとみられる。
7月11日~8月3日まで世界水泳シンガポールが行われる。今大会のキーワードは「新時代」。19日、海など自然な水の中で行われるオープンウォータースイミングの新種目女子3キロで梶本一花が今大会日本勢初の金メダルに輝いた。“日本のお家芸”アーティスティックスイミングでは世界水泳金メダリスト・宮川美哉新ヘッドコーチのもと、新生マーメイドジャパンがチームフリーで銀メダルを獲得。来月2日の10m高飛込に出場するパリオリンピック銀メダリスト・玉井陸斗は過去に重圧と闘う胸の内を明かしていた。あれから5年、進化した玉井は新たな歴史を刻めるのか。飛込みで日本人初の金メダルへ。27日から始まる競泳で新キャプテンを務める池江璃花子は病と闘い、再び立ち上がった彼女は世界水泳で初のメダルを目指す。さらに競泳の新エース・松下知之はオリンピック初出場ながら、パリの競泳唯一のメダリスト。19歳の若きエースが日本代表を牽引する。松岡修造が全力で取材した。
今回は新時代の扉を開く三泳傑ということで伝える。1人目は常識破りの池江璃花子。2人目は新常識の平井瑞希。3人目は非常識の柳沢駿成。
池江璃花子は今年の世界水泳で競泳日本代表の新キャプテンを務める。2019年、急性リンパ性白血病と診断。その後厳しいリハビリを行い406日ぶりにプールに戻ると、常識破りの復活を遂げた。2021年に行われた東京五輪では、3種目のリレーに出場し400mメドレーリレーでは決勝に進出した。パリ五輪では3種目に出場し、400mメドレーリレーで5位入賞に貢献した。去年9月、白血病の病状が治まり、完全寛解を迎えたと発表。病気の影響は現在でも残っているという。おととし10月、オーストラリアに拠点を移した。日本にいるときは過去の自分と比較してしまったり、周囲の大きな期待に応えられていないと葛藤があったが、海外での練習を続けることで変化があったと語る。
松岡修造は、自分を比較するのも大事だが責めたりするのはいけないんだと感じますねなどとコメントした。平井瑞希は、ことしアメリカの大学に進学し、挑戦をキツイと思うのではなく楽しむという。
平井は短水路100mバタフライの日本記録保持者として、日本選手権では池江璃花子にも勝利している。日本の競泳界は世界から遅れを取っているとして、平井は世界新記録の樹立を目標にアメリカのテネシー大学へ向かうと決意を示した。クリスティン・マグナソンらメダリストを輩出したことで知られ、これまで有力選手が日本の大学へ進学する中で留学を選んだのは初の試みという。平井は小学生の頃からExcelでラップ・ストローク数のデータを記録していて、自身と体格の近いメダリストの研究は弱点だったターンの強化などに生かされているという。アメリカではコーチと選手の関係性は違うのだといい、日本だとコーチが上だがアメリカでは選手側も意見をしてトレーニングの意義を深める様子が見られたと話す。将来は同期・後輩にも踏み出す選択もあるということを見せたいという。
松岡さんは平井の海外で学ぶという挑戦について、環境が変わる中で自立する強さがあるのではないかと振り返った。続いては非常識な競泳選手・柳沢駿成を伝える。
柳沢はロサンゼルス五輪で正式種目入りを果たす平泳ぎ50mの代表となっているが本来の顔はプールの濾過器メーカー勤務であり、練習を行うのも市民プールなど常識を覆し続けている。当時は仕事の息抜きでしかなかったと柳沢は話す。
プールの濾過器メーカーで営業を務める柳沢。有力な競泳選手は企業に所属しながら練習に専念することが多いが、柳沢は9時過ぎに出社し残業をこなして帰社する普通のサラリーマン。競泳選手は通常週に6日練習を行い、1日開くと取り戻すのに3日かかるとも言われているが、柳沢は週に3~4回程度しか練習しないと明かした。練習の場も競泳プールではなく市民プールだといい、プールが20時45分で閉店となる中、本格的な練習の時間がわずか15分ほどしか確保できないときもあるという。柳沢は学生時代は目立った成績を残せなかったが、コロナで在宅勤務を余儀なくされるとかっこいい体になりたいという単純な理由でトレーニングに没頭する中、体を動かす目的で再開した水泳のタイムが伸びてしまったといい、アマチュアのマスターズで短水路の世界記録を越えるとともに、北島康介の記録を更新するなどして代表入りを果たした。柳沢は代表とは無縁と考え世界水泳の直前に結婚式も行っていたという。
先月29日、世界水泳まで1か月と迫る中行われたのが結婚式。柳沢駿成は幼馴染の顔をみたら泣いている人がいて、気付いたら涙がでていたという。柳沢駿成の非常識ぶりはこれだけではない。代表合宿は約1週間スイム練習を行うが、柳沢駿成はその練習すべてに参加することは自分のペースを乱しかねないとして自己流の調整で世界水泳に臨むという。常識にとらわれない方法で日本代表に選ばれた 柳沢駿成。その信念は代表に選ばれても変わらない、自分のやってきたことを貫き通したいなどと話していた。
柳沢駿成選手についてのスタジオトーク。普段の練習環境について言い訳せずに結果を出しているのがすごいと萩谷麻衣子はコメント。大下容子はサラリーマンの星などとコメント。佐々木亮太は自己管理をすればいいという今後新たな常識になるかもしれないなどと期待を寄せた。
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