2025年8月4日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日

大下容子ワイド!スクランブル

出演者
島本真衣 大下容子 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 増田ユリヤ 田中道昭 
ANN NEWS
国士舘大の柔道部員2人逮捕 麻薬使用や大麻所持の疑い

国士舘大学の男子柔道部員らが大麻を使用したなどとして学生寮が家宅捜索を受けた事件で、警視庁が部員2人を逮捕した。2人は6月中旬、鶴川寮で乾燥大麻を所持した疑いがもたれている。容疑者は3~6月にかけて東京都内などで麻薬を使用した疑いや麻薬を含む液体を所持した疑いももたれている。警視庁によると2人は容疑を認めている。この事件を巡っては、警視庁が6月に鶴川寮を家宅捜索したほか、任意の調べに複数の部員が大麻の使用を認めていた。

NEWSドリル
新米ピンチ…再び価格高騰か 暑さと水不足 米どころ直撃

連日日本列島を襲う危険な暑さ。おととい広島などで40℃以上を観測し、きのうも各地で40℃に迫る酷暑となった。東北の日本海側や北陸では7月の降水量が観測史上最も少なくなり、宮城県の鳴子ダムでは貯水率が31年ぶりに0%となった。深刻な暑さと水不足、これらの影響に悲痛な声を上げているコメ農家。政府は「新米が出れば市場が落ち着く」との見解を示していたが、暑さや水不足は令和の米騒動にどのような影響を及ぼすのか。

帰れマンデー見っけ隊!!

「帰れマンデー見っけ隊!!」の番組告知。

新米ピンチ…再び価格高騰か 暑さと水不足 米どころ直撃

新潟・上越市では今、暑さとともに水不足が深刻な問題となっている。市内では冬場に雪を溶かすために使われる井戸を給水スポットとして活用。3日連続で給水に訪れる農家もいた。上越市牧区のコメ作りはほとんどの田んぼが雨水や雪解け水のみを使う天水田。しかし、今、ため池が干上がってしまった。農家の中川卓夫さんは「底が出たのは初めて」と話す。田んぼも亀裂が入り稲は茶色に変色。このような状況の稲作はコメの品質低下につながる可能性もあり、農家の収入を左右しかねない。きのう小泉農林水産大臣は新潟・南魚沼市を視察。高温と渇水への対策に改めて言及した。また、農林水産省は渇水・高温対策本部の初会合を開いた。この中で高温耐性品種への切り替えを進める方策なども話し合われたが中川さんは「ブランド米のコシヒカリだけは少しでもなくしたくない」と話す。

新米ピンチ…再び価格高騰か 記録的猛暑の影響は?/深刻な水不足の影響は?/2023年不作が去年に影響/暑さと水不足対策どうする?/流通目詰まりなく需給が原因?/

気象庁は7月の全国の平均気温は平年より2.89℃高く1898年の統計開始以降、最も暑かったと発表するなど、3年連続で記録を更新する結果となった。こうした猛暑がコメに高温障害を引き起こすためコメの大敵ともいわれている。乳白色やひび割れなど、健康に害はないが風味や食感が落ちてしまうという。また、各地で深刻化している水不足もコメ作りに影響している。ことし7月の降水量は1946年の統計開始以降、最少となっている。こうしたことから国交省・水資源機構が管理する少なくとも15道府県33か所で貯水率が平年や去年を下回り、岩手の御所ダムや宮城・鳴子ダムは貯水率が0%となっている。深刻な水不足に対し国交省は8年ぶりに渇水対策本部を設置。自治体が要望があればポンプ車などを派遣する方針。流通経済研究所・折笠俊輔主席研究員は「高温障害などで新米の出来が悪化した場合、コメ価格は再上昇しかねない」と指摘。先月、高温耐性品種への切り替えを進める方策なども話し合われたが、作付面積は全体のわずか16%にとどまっている。ことし合理的な価格形成を行うよう食料システム法が公布。施行されるのは来年からだが、すでに農協や生産者は意識して価格付けをしている。戦略コンサルタント・田中道昭は「猛暑と水不足が気象現象だとみなしている限りは来年も再来年も同じことが起きる可能性が非常に高い」とスタジオコメント。

農林水産省はコメ価格高騰の原因としてきた流通の目詰まりが調査の結果、確認されなかったと発表。先月、農水省から発表されたコメの販売・在庫状況の調査によると、JAなどの集荷業者や小売り・中食・外食業者の6月末の在庫量はいずれも前年並みだった。農水省の調べでは直近では主食用米の需要が増えた一方、生産量は落ち込んでいる。生産減の要因として政府がコメ以外の作物へ転作したら補助金を出すなど、事実上の減反政策を続けてきたことがある。また、日本経済新聞によると猛暑の影響で精米時に割れが増加したという。読売新聞は農水省は流通が多様化していることは明確・販売ルートの多様化が価格高騰の一因となった可能性があると指摘。さらに、今すでに新米の争奪戦も起きている。JAの集荷率が下がり卸売業者が農家から直接買うようになってコメの価格が上がったのではという見方に、新潟食料農業大学・青山浩子教授は「取材した中で農家は決して釣り上げていない」、ジャーナリスト・増田ユリヤは「お米をこれまでそこまで大事なものとして考えたいなかった私たちも反省しないといけない」などとスタジオでコメント。

新米ピンチ…再び価格高騰か 農家を困らせる害虫が?

猛暑や水不足に加え害虫被害も。被害に悩まされている埼玉・越谷市の農家を取材した。コメ農家・山崎康成さんの田んぼでは去年からイネカメムシが大量に発生。

新米ピンチ…再び価格高騰か イネカメムシの実態とは?

コメにつく害虫被害に悩まされている埼玉・越谷市の農家を取材。コメ農家・山崎康成さんの田んぼでは去年からイネカメムシが大量に発生。農林水産省は7月までに水田の稲に被害を及ぼすカメムシが多く発生する見込みとしている。山崎さんは収穫量3割減など去年のような思いを2度としたくないと対策を本格化。イネカメムシへの対策として薬をまくのだが手作業での散布は大変なためドローンを購入し散布。山崎さんは「今年はカメムシの防除をして予定通りの収穫量をとってお客様に届けたい」と話す。

新米ピンチ…再び価格高騰か イネカメムシ増加のワケは?/対策どうする?/日米関税協議で合意 米国からのコメ輸入拡大へ

今、イネカメムシがコメ生産に大きな影響を及ぼしている。農研機構によるとイネカメムシは1950年代まで稲の主要害虫とされていたが、効果的な殺虫剤の普及で絶滅寸前まで激減。しかし、2010年代後半から再び被害が深刻に。埼玉県は1平方メートルあたりの個体数が同期比で約43倍になっていた。イネカメムシ増加の原因は高温化。また、昨期を分散させる農法が増えていることによって餌が常に存在していることや、殺虫剤への耐性も影響しているという指摘もある。コメ農家・山崎康成さんは「収穫した時に初めて被害に気付いた」と話す。このイネカメムシの増加によってコメの収穫量や品質の低下が懸念されている。食べても問題ないが斑点米が存在すると等級が下がり販売価格が低下してしまう。新潟食料農業大学・青山浩子教授は「高温化が最大の要因ではないかと思う」などとスタジオでコメント。日米関税協議ではコメの輸入について合意があった。ホワイトハウスは日本はアメリカ産のコメの購入を1.75倍に増やすとしていて、ミニマムアクセス米のアメリカ産のコメの割合が約79%に拡大する。石破総理は国内でもコメを増産することを検討してるが、青山教授は「コメの量全体を上げるのは政策的にもバックアップをしないと現在のエネルギーだけで頑張れと言っても厳しいと思う」などとスタジオでコメント。

(エンディング)
10万円でできるかな

「10万円でできるかな」の番組告知。

ブラジル前大統領の解放求める大規模デモ

自宅で軟禁されているブラジル・ボルソナロ前大統領の解放を求める大規模なデモが行われた。ボルソナロ氏自身は参加していないが夫人と息子がリオデジャネイロやベレンでのデモに参加。ボルソナロ氏は2022年の大統領選の敗北後、クーデターを企てたとして起訴されていて、足首にGPSを装着され行動を監視されるなど自宅軟禁が続いている。

危険な暑さ あす関東で40℃続出か

明日は関東の内陸できょう以上に暑くなり、40℃超えが続出する恐れがある。

エンディング

このあとは「徹子の部屋」。

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