2024年2月25日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ

所さんの目がテン!
冬だからこそ見られる昔ながらの天然氷でフワフワかき氷

出演者
所ジョージ 佐藤真知子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

暮らしに欠かせない!透明で美しい氷の科学

日常に欠かせない氷。かつて日本では冬に凍らせた氷を氷室という専用の貯蔵庫で夏まで保存していた。冷凍技術が進んだ今、氷は誰でも手に入れることができるが、今でも昔ながらの方法で天然の氷を作る人がいる。そこで、天然氷の生産現場へ。

本日は氷の科学。天然の氷の生産現場にいかちゃんが行ってきた。氷のアートにも挑戦してきた。

キーワード
氷室京介
ひぇ~と驚く!氷の科学
自然の寒さだけで凍る天然氷 伝統的な作り方に迫る!

名水の里として知られる山梨県北杜市。蔵元八義の高橋さんは10年ほど前、氷作りとかき氷の販売をはじめた。プールのような氷池で天然氷を作る。いかちゃんは氷池の掃お手伝いをする。網を使って底の落ち葉や木くずなどのゴミを拾う。プールの殺菌をして、薬剤を洗い流し水を抜いてから天然氷用の水をためる。天然氷の元となる水はおいしい井戸水。気温の上昇や雨や雪で氷が溶けてしまうこともあるので、晴れた寒い日が不可欠。氷は2週間かけてできる。北杜市は全国平均と比べ日照時間が長く降水量が少ないため天然氷ができる。次は、切り出しという作業。氷の厚さが15センチ程度になったら行うのげベスト。作業開始は午前2時、専用のカッターを使って氷を切り、水の中に入り凍った部分を運び出す。切り出した氷は透明感があり宝石のような美しさ。氷室で氷を保存するときに大事なのがおがくず。おがくずをまぶすことで氷の水分を吸収する。その水分が蒸発するときに周囲の熱を奪う気化熱の原理を利用して氷を溶けにくくしている。切り出し作業は約10時間かけて行われた。

キーワード
八義北杜市(山梨)
自然と人の努力の結晶!透明で美しい天然氷

天然氷がスタジオに登場。所さんは氷の透明感を見て、これだけで舐めたい飲みたい、美味しそうと思うと話した。

暮らしに欠かせない!透明で美しい氷の科学

高橋さんの天然氷で作ったかき氷をいただく。なめらかな口当たり。家庭用冷凍庫で作った氷で作ったかき氷と食べ比べてみると、天然氷の方がなめらなか食感。天然氷は削られた氷が軽く落ちてきている。家庭用冷凍庫はマイナス18℃という低い温度で全方向から急速に冷やされるため、様々な方向から氷が育ち、小さな結晶ができる。天然氷は冷たい空気に触れている池の表面からしか凍らないため、氷が下に下に成長し大きな結晶になる。結晶が大きいと薄く長く削りやすいのだという。

キーワード
北海道大学
おいしい&美しい氷の科学 家庭で透明な氷を作る方法

家庭で透明な氷を作る方法を紹介。発泡スチロールの箱と煮沸した水を準備。煮沸して冷ました水を7分目まで入れ、フタをせずに冷凍庫に入れて一晩置く。冷凍庫の設定温度は弱。発泡スチロールの水を全て凍らせないことがポイント。水は凍るときに不純物を追い出す性質があるため途中まで凍らせることで気泡の少ない透明な氷になる。

透明だからこそ美しい!氷をアートに変える氷彫刻

氷の彫刻に使われる氷は製氷会社の氷で60時間以上かけて凍らせ気泡などを取り除いている。いかちゃんと湯上響花が氷彫刻家の小野さんに氷アートを教えていただく。初心者向けのフラワーアイスを作る。作品の裏側から内部を彫る。ドリルを使ってひし形のような花びらの形を彫る。削った部分にスポイトを使って絵の具を入れていく。ひっくり返すと美しいフラワーアイスが完成。湯上響花はハイビスカス、いかちゃんはひまわりをテーマに作る。いかちゃんはドリルを何度も入れてひまわりの花びらを表現した。湯上響花は繊細な花びらを見事に表現した。

キーワード
工房一会

氷彫刻は木や石などより柔らかい素材で彫りやすいため初心者でも始めやすいという。氷彫刻家の前野さんは湯上響花の作品に驚いて、自分でもできないんじゃないかと話していたという。

(エンディング)
次回予告

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