- 出演者
- 児嶋一哉(アンジャッシュ) ウエンツ瑛士 武井咲
オープニングの挨拶。
豊洲市場で働く山口幸隆さんに密着。広い台には今日の注文が書かれた紙が置かれていた。多い時は200件あるという。
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- 豊洲市場
豊洲市場で働く山口幸隆さんに密着。山口さんの仕事はマグロの仲卸。豊洲市場にあるマグロ仲卸やま幸の2代目社長。やま幸のマグロを仕入れる銀座久兵衛は我々の要望に応えてくれるので信頼している。鮨 竜介はマグロの師匠。お店の好みにあったマグロを買えると話した。そして今回はお正月に欠かせない食材を作る職人にも密着。
豊洲市場でマグロの仲卸をしている山口幸隆さんに密着。この日は約200店分のマグロを卸す。山口さんは切った感覚でマグロの良し悪しを判断しているという。お店がマグロの部位を指定して注文するシステムでマグロは外側の皮の方が脂がのっている。そして山口さんはマグロの競り会場へ。生鮮・冷凍合わせて1000近いマグロが並ぶ。山口さんは競り前にマグロの腹の中・形などをチェックし今日の狙いを定める。この日は約2トンのマグロを競り落とし、すぐにマグロを解体。捌くまで品質が分からないため悪いマグロの際は損する場合もあるという。
早朝になると取引する寿司屋さんが次々とやってくる。やま幸の魅力について聞くと欲しいマグロがあったら買い負けない。店の好みに合わせたマグロを出すと答えた。山口さんはこだわりのある客にしかマグロは売らないという。山口さんは父親の影響で大学を2年で中退しマグロ仲卸の世界へ。当初は苦情ばかりで猛勉強の日々を過ごした。当時の寿司は出前も多くマグロは色の変わらないものが求められた。1990年代になるとネタの鮮度と味を求める寿司店が増え、名店の銀座久兵衛に出会った。それからやま幸の名が業界に知れ渡り豊洲一と言われるマグロ仲卸になった。
マグロの状態に納得できなかった山口さんは1日前にマグロを送った取引先に連絡し、新しいマグロをお店に送り直した。残りは赤身の注文のみとなり順調に注文を仕分けていくが、マグロが足りなくなってしまった。追加で赤身だけを切り分け事なきを得た。仕事を終えた山口さんの朝メシは取引先の寿司店が握ってくれた寿司。山口さんは自身にとってマグロは全て。生まれ変わってもマグロ屋になりたいと答えた。そしてスタジオでは山口さんが選んだマグロの寿司を堪能。
福岡県柳川市に住む内田明利さんのお仕事は海苔漁師。有明海で作られる福岡有明のりは老舗百貨店などで最上級品として販売。海苔専用の摘採機で海苔を刈り取っていく。春から育てた海苔は11月下旬に収穫期を迎える。夜に収穫する理由は海苔は夜に細胞が収縮していて黒みを帯びて質が良く、より黒い高品質な海苔が生産できるという。この日は約6トンの収穫を行う。ボートが海苔でいっぱいになったら船に取り付けた機械で海苔と海水を分離させ、再び収穫へ。
海苔漁師の内田明利さんに密着。続いては佃煮用の海苔を収穫。内田さんは祖父の代から続く海苔漁師の三代目。高校卒業後は電気設備の会社に就職したが、母の闘病生活をきっかけに父を手伝うことに。そして4時間で約6トンの海苔を収穫し帰港。漁が終わったら朝までに板海苔に加工する作業へ。先代の父親はとても熱い人で基本を教えてもらった。自分の今があるのは親父のおかげだと語った。
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早朝4時、妻の未来さんも合流し作業を続行。完成した海苔は組合で9段階に分けられ形や草質など細かな等級に格付けされ、九州で年に10回行われる入札会に出品される。さらに長女や次女、長男もお手伝いに合流。子どもたちは基本土日は手伝っている。そして内田さんたちは再び海へ。海苔は潮位に状態が左右されやすいため徹底した網の管理が必要。網の位置を上げる作業を2時間半かけ終了。
海苔漁師の内田明利さんに密着。あさ11時、家族みんなで朝メシを堪能。内田さんは美味しい海苔をもっと皆に知ってもらうのが夢だと語った。そして武井咲の正月朝メシを紹介。
武井咲が「松本清張 二夜連続ドラマプレミアム」を告知。
田中圭が「おっさんずラブ-リターンズ-」を告知。