- 出演者
- 児嶋一哉(アンジャッシュ) ウエンツ瑛士 石原良純 森口瑤子 高畑淳子 岡田圭右(ますだおかだ)
神奈川・鎌倉で極上の朝メシを提供するため早朝から働く人々に密着。
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- 鎌倉(神奈川)
「ヨリドコロ」は朝7時の開店前前から行列ができる人気店。店の一番のこだわりは卵。濃厚で甘味が強い恵壽卵を使用しており、卵かけご飯を目当てに遠方から訪れる客もいる。「ASA(あじ&さば)定食」は天日干しにこだわった干物、みそ汁、卵かけご飯が味わえる。
「自然食カフェNATUDECO」は鎌倉野菜をメインとした自然食料理がこだわり。鎌倉市農協連即売会で新鮮な鎌倉野菜を仕入れている。店の客の半数は海外からのお客さん。「モーニングベジバケット」は天然酵母で作ったパン、豆乳ヨーグルトが楽しめる。
「朝食屋コバカバ」のこだわりはたっぷり野菜のおみそ汁。開店と同時に客が入る人気店。「サバの文化干し定食」は日本の古き良き朝ごはんの良さを再認識するようなメニューが楽しめる。
オープニング映像。
電気興業・内藤さんの仕事に密着。年に1回、スカイツリーのライティング照明器具の点検を夜間に行っているという。内藤さんは建設当時LED照明器具を取り付けた一人。一般開放しているのは高さ450mまでだが、点検では450mより上で行う。
内藤さんのスカイツリーの照明点検に密着。高さ約500mの作業場所の周りは高さ1mの柵があるだけの場所。夜7時半、点検開始。電球の粒が全部点いているかを目視で確認する。2362台のLED照明器具を3週間かけて全て点検する。スカイツリーは電波塔だけではなく避雷針としての性能もあることから東京の守り神とも言われている。雷のデータを集め耐雷研究にも役立てている。最上部634mの確認作業も行うが、プロの作業員しか入れないため特別に内藤さんに撮影してもらった。
内藤さんのスカイツリーの照明点検に密着。夜9時、東京スカイツリーが閉館した後は一般客も入れるエリアで作業を行う。照明器具内に通常できない結露を発見。結露が火災の原因になることもあるため結露の原因を探る。原因は上蓋とゴムパッキンの隙間だと分かった。最上部634mの確認作業も行うが、プロの作業員しか入れないため特別に内藤さんに撮影してもらった。危険な場所でも1台ずつ目視で確認する。内藤さんがこの仕事を始めたきっかけは、一生できるかどうか分からない仕事に興味を持ったという。スカイツリーの照明器具設置の初日、東日本大震災が発生し会社に連絡がつかない状況で大変だったという。スカイツリーは地震に強い耐震構造を実現している。
深夜2時、340mにある展望デッキの真下での点検作業を開始。展望デッキにある人気スポットのガラス床は厚さ12ミリの強化ガラスを4枚重ねている。ガラス床から見える照明器具の清掃は足場がわずか20cmしかない最も危険な作業。15m分の清掃は手作業で行い、40分かけ作業が終了した。作業を終えた内藤さんらは作業前にソラマチで購入したお弁当で朝メシを堪能した。
築地の朝を支え続ける夫婦、仕事を始めた意外な理由とは?
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- 築地(東京)
築地の朝を支え続ける澤尾さんご夫婦に密着。夫婦で営む弁当屋「築地ほわいと」は市場で働く人たちのため朝6時から開店。築地・豊洲の市場の人々の胃袋を支えている。深夜3時、弁当作りを開始。鶏肉は1日約5kg炒めるという。4つのコンロを使って同時進行で調理を進める。
築地で弁当屋を営む澤尾さんご夫婦に密着。次々に手際よく調理を行い20種類以上の揚げ物も同時に調理。お母さんは毎朝50種類・約200個の弁当を1人で作るという。米を炊くのはお父さんの仕事。1日21升の米を炊く。息子さんはお弁当の盛り付けを担当。ご夫婦は中学の同級生で、3年の交際を経て20歳で結婚。5人の子どもに恵まれ現在孫は8人。来年にはひ孫が誕生予定だという。ほわいとではお客さんの要望に応えて次々と新メニューを作っている。開店前でも常連さんが次々に来店する。
喜美子さんは50歳のころ脳出血を発症し、左半身に麻痺が残り車イス生活となった。正一さんは仕事を休み喜美子さんを介護した。しかし麻痺が残り家で塞ぎ込む日々が続いた。そこでリハビリのために2006年にお弁当屋を開店。長男・正喜さんも仕事を辞めお店を手伝うことになった。開店当初は右手でしか調理ができなかったが、徐々に左手は動くようになり医者からは回復は奇跡だと言われたという。
朝6時、開店時点で目標の半分100個の弁当が完成。開店と同時に忙しさもピークとなる。多忙で来店出来ない客のため配達も行っている。この日は配達だけで80個の予約が入っていた。
築地で弁当屋を営む澤尾さんご夫婦に密着。朝7時、正一さんは約50食の弁当の配達へ。配達先は主に築地場外市場のお店。配達先で仕入れも行っている。豊洲市場や小学校へも配達している。お客さんの要望に応える理由には、コロナ禍でも常連さんに支えられてきたため。昼12時、お弁当53種類・210個が完成。昼時は客の行列ができる。昼1時、弁当210個が完売。翌日の仕込みと掃除を行いようやく帰宅。
築地で弁当屋を営む澤尾さんご夫婦に密着。長男・正喜さんが作った朝食を堪能した。突然の病のリハビリのために夫の一言で始めた「ほわいと」が夫婦2人の生きがいだという。
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- 築地ほわいと
クレーンオペレーター・濱田さんの仕事に密着。巨大な橋桁を高速道路に吊り上げるために使うのが巨大クレーン。濱田さんはこの道25年のベテランオペレーター。今回の現場は埼玉・白岡市。現在も高速道路に橋は架かっているが利便性が悪く防犯面などでも危険な状態だという。
工事には総勢約100人の作業員が参加。巨大な橋桁をクレーンで吊り上げ高速道路の上に設置する工事で最大のポイントは、橋脚の方が運転席よりも高く上が見えないこと。重要な役割を担うのは鳶職人の岡村さん。クレーンの濱田さんに無線で指示を出し240トンの橋桁を1ミリのズレもなく設置へと導く。夜9時半、高速道路を通行止めにして作業開始。濱田さんは少しずつレバーを動かしてクレーンで橋桁を持ち上げる。風の影響で橋桁が回転しないよう6名の鳶職人がロープで固定し、15分かけて23mまで吊り上げが無事完了。
巨大クレーンはマストブームにより重心を後ろに移動させている。今回はさらに450トンの重りで前後のバランスをとっている。橋桁を旋回させるためには重りも旋回させる必要がある。重りを釣り上げて450トンを浮かそうとするが、橋桁が巨大でバランスを取る後ろの重量も大きいためなかなか浮いてくれなかった。そこで橋桁を前に動かして旋回できる高さまで浮かすことに成功。続いて慎重にレバーを傾けて橋桁を旋回させ電線を越えていく。クレーンの操縦席から橋桁を下ろす部分が全く見えない中、無線の指示だけを頼りに240トンの橋桁を下ろしていく。
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- 東北自動車道
クレーンオペレーター・濱田さんの仕事に密着。通常止め中の東北自動車道の上まで到着するとここからが最大の難関。クレーンの操縦席から橋桁を下ろす部分が全く見えない中、無線の指示だけを頼りに240トンの橋桁を下ろしていく。橋桁を下ろす時のポイントは無線のタイムラグを逆算して合図を出すこと。岡村さんの指示通りに橋脚の上に橋桁を載せることに成功。ここからは1ミリのズレも許されない緻密な作業が行われ、トータル約90分かけてようやくズレがゼロになった。その後 橋の固定作業が行われ、巨大クレーンを約30分かけて元の位置に旋回。深夜3時に工事が終了した。
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- 東北自動車道