- 出演者
- 小峠英二 岩崎泰三 静谷和典
今回、ウイスキー、コーヒーを特集した放送回の未公開シーンを紹介する。
オープニング映像。謎解き戦士!ガリベンガーV~フェニックスVer~.が流れた。
マスター・オブ・ウイスキーの称号を持つ静谷和典氏は「バーボンが力強い味わいになる理由は?」を出題。正解は「寒暖差」。ウイスキーはオーク樽で熟成させるが、寒暖差が大きいと樽の木材に染み込んだ原液が酒に戻る割合が多い。 これは樽材の成分がより取り込まれることを意味する。シングルモルトウイスキーでは大麦麦芽のみ、バーボンウイスキーにはトウモロコシが51%以上使われている。
「ウイスキーを木樽で熟成させていると、蒸散によって樽に染み込んだウイスキーが減少する。この現象の名前は?」が出題された。正解は「天使の分け前」。
静谷和典氏は「グレン グラント アルボラリス」を2種類のグラスに注ぎ、小峠英二が試飲した。最初のグラスは口径が広く、より香りを楽しめるという。2種類目は蕾のような形状で香りが凝縮され、よりダイレクトな味わいとなる。なお、静谷氏は「グレン グラント アルボラリス」を使ったカクテルで日本一になっただけに、思い入れのあるウイスキーだという。
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- グレン グラント アルボラリス
ウイスキー初心者に対して、静谷氏はウイスキーフロートという飲み方を勧めた。水、もしくは炭酸水をグラスに注ぎ、その上からウイスキーを浮かせるように流し入れること。混ぜることで水割り、ハイボールに変化する。
岩崎泰三氏によると、コーヒー豆の焙煎により、酸味と苦味が調整できるという。ただ、淹れ方次第で味がさらに変化するといい、高温でコーヒーを抽出すると苦みが強く、温度が低いと味がまろやかに。演奏者によって楽器の音色が変わるように、コーヒーでもプレイヤーによって違う表現が可能だという。
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- コーヒーチェリー
電脳少女シロは柔らかな口当たりを特徴とする「マイルドカルディ」に言及すると、岩崎氏は「17歳の時からお世話になってる」と語った。ハワイ島西部で収穫された豆を使ったコーヒーはコナコーヒーと呼ばれ、世界三大コーヒーの1つに数えられる。
岩崎氏は「キリマンジャロ、モカ、エメラルドマウンテンなどはコーヒー豆の品種じゃない」と説明した。今、世界標準でコーヒーの呼び方を決める時代となり、基準をさだめて統一性をもたせようとするスペシャルティコーヒー協会が設立されている。
ジャコウネココーヒーを求めて危険な目にあったという岩崎泰三氏は今、注目されているコーヒー、ゲイシャ種を紹介。エチオピアのゲイシャ地区で発見された新種が他国で植えられ、高い評価を得ている。
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- ゲイシャ(エチオピア)
岩崎氏は注目されているコーヒー”ゲイシャ種”の生誕の地、エチオピアのゲイシャ地区を訪問することを決意した。だが、内戦状態だったため、危険な目に遭遇したという。コロンビアでは厳戒体制で、山奥の産地まで向かったという。ただ、生産者たちは優しさに溢れ、産地を訪問するに値するという。
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- ゲイシャ(エチオピア)コロンビア
謎解き戦士!ガリベンガーVの次回予告。