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美崎牛サーロインステーキの美崎牛を紹介。戦後、アメリカの影響で根付いたステーキ文化が健在している。かんな+plusでは沖縄育ちの厳選したマンゴーをかき氷にかけている。
チャンプルーに欠かせないゴーヤーはビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富で栄養満点。猛暑を乗り切る元気食材・ゴーヤーの知られざる世界を紐解く。ゴーヤーの原産地はヒマラヤ山脈の麓と言われ、中国との交易を通じて15世紀前半に琉球王国へ伝わった。沖縄の料理で代表するのはチャンプルーとンブシー。沖縄では滋養溢れる食べ物や元気が出るものを「ぬちぐすい(命の薬)」と呼び大切にしてきた。ゴーヤーもその一つ。
ゴーヤーと一口に言っても種類は様々。中には白いゴーヤーも。そんな中、“幻”と言われるゴーヤーがある。本部町の健堅地区にキンキンゴーヤーはある。
オープニング映像。
本部町の健堅地区のキンキンゴーヤーを紹介。生産量が少なく市場にはあまり出ないが、地元住民によって大切に育てられている。地元では酢みそ和えや肉詰めにして食べている。昭和50年代頃から核家族化が進んで大きいゴーヤーは売れなくなり消えていった。それから30年ほどが経ち、県の農業研究センターが在来種であるキンキンゴーヤーの遺伝子を発見し、まちおこしのため蘇った。
那覇にあるフレンチレストランでは沖縄の食材を使って伝統料理をアレンジ、独自の琉球フレンチを築き上げてきた。これまでゴーヤーは脇役としてラタトゥイユなどに使ってきた。キンキンゴーヤーを盛り上げたいと、新作フレンチに挑んだ。テーマは「ぬちぐすい」。
琉球フレンチの匠はキンキンゴーヤーの冷製スープを作った。生産者の皆さんを試食に招いた。続いて沖縄で親しまれている魚シチューマチと合わせる。
琉球フレンチの匠は豆腐ようを使ったソースをキンキンゴーヤーの蒸し物に合わせた。
エンディング映像。
食彩の王国の次回予告。