- 出演者
- 井上裕貴 牛田茉友 田中逸人 片山美紀 黒田菜月
きょうのテーマは「今年の漢字」。発表は来週火曜日の12日。「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字ひと文字を募集し最も多かった字が選ばれるというもの。多くの人が挙げているのが「高」、「増」。他にも「争」、「球」、「玉」などが挙げられている。「真」と予想した井上裕貴は「真夏日の真と、ChatGPTの何が真実か、藤井さんやWBCの真剣勝負」と話した。「騰」と予想した牛田茉友は「物価高騰、地球沸騰化の時代、日経平均株価も急騰した」と述べた。
活火山の定義は「おおむね過去1万年以内に噴火した火山や、現在活発な噴気活動のある火山」。長野県の志賀山が最近の研究で活火山である可能性があることがわかった。志賀高原にある18のスキー場の中央にあるのが志賀山。これまでに判明していた志賀山の噴火活動は約7万年前までだった。富山大学の石崎泰男教授が注目したのは白っぽい斜面。これが降り積もった火山灰であると考えた。周辺の地層などを調査すると、約400年前に水蒸気噴火で噴出したものであることがわかった。また過去にマグマ噴火で噴出した溶岩を分析すると、約6000年前に複数回マグマ噴火したものだとみられることがわかった。さらに石崎教授が注目するのは志賀山の約9キロ南にある草津白根山。5年前には本白根山が噴火した。この本白根山と志賀山の成分が似ているなどしていて、地下のマグマだまりを共有している可能性があるという。石崎教授は「志賀山は頻繁に噴火する火山ではない」と見ている。今回の結果は今後論文として発表される予定。
原子力規制委員会は命令解除にあたって改善状況を調べる検査を行うとともに東京電力に適格性があるか改めて確認することにしていて今日の会合で事務局の原子力規制長からそれぞれの結果について報告を受けた。検査の報告書案では悪天候の際にも監視を行える体制が整備されていることや社長直轄の核物質防護モニタリング室が設置され現場の行動観察などが行われていることなどをあげ自律的に改善出来る仕組みが定着しつつあると結論づけている。適格性の再確認については継続的にリスク低減に取り組むなど東電が示した基本姿勢反する行動は確認されなかったとしている。規制委員会は今後委員自ら現地調査や面談を行い命令を解除するが最終的な判断をすることを決めた。早ければ年内にも判断が示される見通し。
廣瀬伸恵さんは栃木市で建設会社を営んでいる。従業員の殆どは窃盗や詐欺、薬物の使用などで罪を犯した若者たちだという。廣瀬さんは仕事だけでなく私生活の相談も引き受けている。廣瀬さんの両親はケンカが絶えず家にいないことが多かったという。寂しさを埋めようと廣瀬さんは暴走族を結成し仲間を集めた。これがキッカケで障害事件やドラッグの密売などに手を染め青春時代の多くを塀の中で過ごすことになった。廣瀬さんが変われたキッカケが子どもが生まれ母親になったことだった。調理の仕事を見つけ働き始めたが世間の目は厳しかったという。その後、仕事を転々とした廣瀬さんは今の会社を起こし自分と似た境遇の人を積極的に受け入れるようにした。目指しているのは何度失敗してもやり直せる場所だという。今では従業員の数は40人ほどに増え、廣瀬さんを母親と慕う若者が集まっている。今年から廣瀬さんの会社に就職した浦屋さんは特殊詐欺に手を染め服役し塀の中で読んだ雑誌で廣瀬さんを知ったという。罪に走ったきっかけはいじめだった。今は働きながら通信制の大学で法律を学び夢を叶えようとしている。
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NHK千葉放送局からの中継。12月8日まで、「どうする家康展」が行われている。フォトスポットが設けられ、VRで安土城の中を探検できるところもある。小道具や衣装も展示されている。御成街道は、徳川家康が九十九里方面に鷹狩に行く際につくらせたと言われていて、現在の船橋市から東金市にかけての全長37キロの真っ直ぐな街道だ。現在の千葉市若葉区には、徳川家康が休憩と宿泊のためにつくらせた御茶屋御殿の跡が残っている。関東にある家康がつくった御殿跡のうち、堀や土塁が残っているのはここだけだという。
関東を中心に、全国の天気予報を伝えた。