- 出演者
- 八木麻紗子 斎藤康貴 久能木百香
オープニングの挨拶。
今日は冬型の気圧配置が緩み、北日本と西日本で3月並みの暖かさとなった。一方、東日本では冬の寒さが続いた。北海道占冠村。今朝、全国での今シーズン最低気温に迫るマイナス25.6度を記録。福島・天栄村では雪合戦大会が行われた。今年は参加チームが多く、雪玉作りが追いつかず予選はテニスボール合戦となった。静岡・富士宮市では、富士山のふもとで80人の子どもたちが手を取り合い巨大なタコの凧揚げに挑戦。和歌山・田辺市では、温泉地を流れる川に設置された大きな露天風呂で「仙人風呂かるた大会」が行われた。東京・台東区・長國寺。江戸時代に幕府公認の遊郭として栄えた吉原の地で、江戸の華まつりが行われた。外国人観光客も日本の伝統芸能に釘付け。
今朝、大阪に開業した夢洲駅。大阪関西万博の会場に直接アクセスできる唯一の鉄道の駅。万博期間中、1日最大でおよそ13万人が利用する見込み。1970年以来、2度目の大阪開催。当時は月の石や人間洗濯機などが話題を呼び、戦後から復興した日本を世界にアピールした。今回は158の国と地域が参加。開幕まで3か月を切り石破総理が会場を視察した。日本館の目玉は世界最大級の火星の石。日本の観測隊が南極で採取したもの。更に、空飛ぶクルマなど未来の生活を垣間見ることができる技術も展示される予定。注目が集まる一方で課題も。注目が集まる一方で、課題も。万博の運営に必要な費用はおよそ1160億円。その多くは入場チケットの売り上げで賄われる。しかし、前売り券の目標販売数1400万枚に対して、今月15日の時点で半分あまりの販売にとどまっている。チケットの課題はほかにもある。半世紀前の万博では、各パビリオンに長蛇の列ができ夏場の暑さに苦しむ人もいた。今回は並ばない万博を目指し事前予約制を導入。しかし、参加国から不満の声が。まず、万博のIDを登録しチケットを購入。その後、入場する日時を予約する。希望するパビリオンやイベントにも予約が必要だが、抽選なので希望が通るかはわからない。参加国によるパビリオンの建設も遅れている。42の施設のうち「完了証明」が出されたのはわずか3か国。未来への希望と現実の課題を抱え、大阪万博は開幕の時を迎えようとしている。
米国の首都ワシントンは、20日の大統領就任式を前に緊張感が高まっている。20日に行われる大統領就任式に出席するため、首都ワシントン近郊の国際空港に到着したトランプ氏。メラニア夫人や息子のバロン氏の姿もあった。その後、トランプ氏はメラニア夫人とともに大統領復帰を祝う花火を鑑賞した。一方、就任式の会場となる議会議事堂の周辺では、警備が強化されるなど準備が進んでいたが、急きょ就任式は屋内に変更された。ワシントンでは当日の気温が氷点下10度前後まで冷え込む予報。本来であれば多くの観衆が集まる中、議事堂前の屋外ステージで演説するが、今回は議事堂内の広間で行われる。パレードも本来は車でワシントン市内を回るが、今回はおよそ2万人が収容できる屋内競技場に変更となった。
現在、ワシントンではトランプ氏に反発する人たちによる大規模なデモが行われ、女性や移民、性的マイノリティーなどの権利を尊重するよう訴えている。トランプ氏の大統領就任を不安視する声は、“60%の関税が課される”とされている中国でも。浙江省にある世界最大の日用雑貨の卸売市場「義烏国際貿易市場」。東京ドーム30個分の広さに7万5000もの店舗があるとされ、世界中からバイヤーが訪れている。トランプ氏は大統領就任当日、新たな政府機関「対外歳入庁」を設置すると明らかにしていて、徴税を強化する狙いがあるとみられる。帝国データバンクの調査によると日本の企業の4割以上が「マイナスの影響がある」と回答していることがわかった。多くの企業が不透明感を持っていることがうかがえるとしている。トランプ氏の若き日を描いた映画「アプレンティス」。20年にわたりトランプ氏を取材してきた政治ジャーナリスト・ガブリエルシャーマン氏が脚本を務めた。一番の懸念について、異議を唱える人がいないこと。チェックアンドバランスが働かず彼の問題ある考えを抑える手立てがないと述べた。