- 出演者
- 勝村政信 冨田有紀
高知県は長年Jクラブは誕生せず競技人口は全国ワースト3位。しかし今は高知ユナイテッドSCの誕生で県民たちのサッカー熱が沸騰中。作シーズン入れ替え戦を制して創設9年目で高知県勢初となるJリーグ参入が決定。高知ユナイテッドSCの躍進に迫る。
オープニング映像。
高知ユナイテッドSCが今シーズン、高知県勢初となるJ3の舞台へ。天神橋通商店街には至る所に高知ユナイテッドSCのポスターが掲載されている。さらに「室戸屋ジロー」など4店舗は選手に格安で食事を提供している。県民が一丸となっている現状についてクラブの過去を知るサポーターは「高知にスポーツ文化が今誕生した」と話す。
高知ユナイテッドSCは2023年度末時点での累積赤字が1億3000万円だったが、2025年1月に800円になった。グッズ、スポンサーの収入は共に増加しさらにチケット収入は4.2倍も増加した。そこには山本が仕掛けた2つに戦略があった。1つ目は高知県内の全小学生がホーム戦全試合が無料で観戦できるドリームパスポートを配布。2つ目はメディア露出で子育て世代以外への認知拡大。去年のメディア露出回数は合計1023回。他にもスポンサーの元へ出向いてクラブへの思いを伝えてきた。また高校へは現役選手を派遣して指導させるなどクラブが手助けできるあらゆることを行っている。山本の原動力は、これまでに2度生死を彷徨う経験し後悔はしたくないという思いから。
高知ユナイテッドSC・企業やサポーター・高知県の三方よしを重視する山本。そんな高知ユナイテッドSCには強力な味方もいる。世界的企業CASIOがメインパートナーとなった。
- キーワード
- カシオ計算機高知ユナイテッドSC高知県
ユニフォームには高知県出身の幕末の英雄・坂本龍馬の家紋が入っている。坂本家の10代当主・坂本匡弘さんから「ぜひお付けください」と言ってもらえたという。
高知ユナイテッドSCの新監督は秋田豊。シーズン前のキャンプでは本来であれば練習前に各自で行うアップを丁寧に教えていた。そこにはJ新規参入クラブだからこその理由があった。今年初めてJリーガーになった選手がほとんどで本人たちも練習からアマチュアとプロの差を感じていた。
J3第1節、開幕はアウェーでの栃木SC戦。それでも多くのサポーターが駆けつけた。試合は1-0で栃木SCが勝利。続く第2節はガイナーレ鳥取と引き分け。第3節では惜しくも初勝利はお預けとなったが高知県民待望のJ初ゴールを決めた。
明治安田 J1 LEAGUE・第6節の試合日程を伝えた。
- キーワード
- 2025明治安田J1リーグ
二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜の番組宣伝。