- 出演者
- 池谷亨 林修 藤井由依 ふかわりょう 村上佳菜子 福山梨乃(CANDY TUNE)
オープニング映像が流れた。
愛らしいキャラクターはいつの時代も多くの人を虜にする。令和のいまは「ラブブ」。原宿には至る所にラブブがいる。ウサギのような耳にギザギザの歯、いたずらっ子のような表情が印象的なキャラクター「LABUBU」はいま世界中で空前の大ブームになっている。フィギュアは1体1650円。ぬいぐるみペンダントは2255円。爆買いする若者に声をかけると6万9000円分購入したという。さらに18万円使ったという人もいた。「ラブブ」は中国のトイブランド「POP MART」のキャラクター。10年前に香港出身のアーティストが生み出した。設定は北欧の森を故郷とする好奇心旺盛でいたずら好きな妖精。しかししばらく日の目を見ず人気になったきかっけはSNS。去年BLACKPINK・リサがラブブの写真を載せたことで人気が一気に加速したと言われている。ポップマートは30以上の国と地域で550店以上を展開している。タイ、マレーシア、台湾などのアジアをはじめ、欧米にも進出。去年7月にはフランスのルーブル美術館直結のショッピングモールに出店した。日本だけでも直営店が11店舗ある。
「POP MART」はなぜ若者をひきつけるのかワケを探っていく。1つ目は「ブラインドボックス形式」。箱を開けるまで中身が分からない販売方法。つまりカプセルトイと同じ仕組みだ。SNSには開封を楽しむ動画がたくさんアップされている。さらに「シークレット」という激レアなものもあるという。
POP MARTの人気はプレミアム感。入店は抽選というプレミアム感。佐藤さんの家のラブブを取材。毎週抽選に参加するなどで集めているという。一番定価が高いラブブは巨大ラブブで12万4300円。全部合わせると60万ほど使っているという。
スタジオでは次の出演はラブブをつけてくるなどとトーク。若者のお金の使い道はバズり消費。皆が知っているが手にはいらずバスるという。
東京・新宿のルミネエスト新宿に話題の店がオープンするというので訪れると、平日にもかかわらず人だかりが。抽選で当たった人たちで「会社を休んで来た」と話す人も。この店を手掛けているのは「メゾピアノ」や「エンジェルブルー」などの子ども服ブランドを展開するナルミヤ・インターナショナル。一世を風靡したのは2000年代初頭で、当時の小中学生に人気となり、キャラクターグッズも売れに売れた。今回オープンした店には子ども服はなく、並んでいるのは新たに発売された商品ばかり。大人向けにデザインされたトレーナー「ウィッシュコアハートトレーナー」8800円やTシャツ「I LOVE Tシャツ」5500円やバッグにつけるぬいぐるみ「くたくたぬいぐるみチャーム」3520円や、当時を思い出させるような懐かしいグッズの数々。「ナルミヤハッピーパーク」のターゲットは20~30代の女性。子供の頃買えなかった憧れの高級ブランドを、大人になってお金が自由に使える今、思う存分買ってもらう戦略。リバイバルをどう見ているのか、SHIBUYA109 lab. の長田さんは「平成女児カルチャーが30代も含めて、懐かしいみたいなエモ消費をこの5年間くらい続いている。昔のカルチャーを楽しむのが主流」などと話した。また今回、リバイバルするにあたり時代に合わせ進化させた部分もあるそうだ。
村上佳菜子さんは「メゾピアノめっちゃ好きでした」などと話した。福山梨乃さんはハッピーパークにも行っていてVTRにも映っていたなどと話した。
東京・調布市の「深大寺」に若者が急増している。若者の間で「#自然界隈」がトレンドとなっており、自然が満喫できる山や川で写真を撮影してSNSに投稿することが流行している。そのため、自然あふれる深大寺に注目が集まっているという。流行の背景には、若者のSNS疲れから癒やしを求めたことが考えられるという。
深大寺の人気の理由の一つが「レトロ映え」。深大寺ではシロップをかけただけの懐かしいかき氷などレトロなものが多く、若者が集まる理由となっている。また、深大寺名物の「だるまみくじ」もレトロが味わえると大人気。
福山さんは「画質低めのデジカメで撮影することが流行っているし、自然との相性がとてもいいのかもと思いました」、林さんは「情報過多の時代で若者は疲れているのかもしれない」などと話した。
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林さんは「深大寺の辺りは土地が痩せていて米が十分に作れなかったから、そばを育てていたんですよ。そしてお見舞いに来た人に振る舞っていたのが、深大寺そばの由来です」などと話した。