- 出演者
- 森田正光 山内あゆ 加藤シルビア 日比麻音子 南波雅俊 高柳光希
明日から3連休。秋の行楽シーズンこそお出かけしたい。ただ車での遠出が増えると心配なのが車酔い。静岡県にある足柄サービスエリアでどんなときに車酔いするのか聞いた。車酔いの原因の約6割以上が「車内のにおい」という調査結果がある。車のにおいに困っていたのは大手自動車メーカーのスズキ。社内の調査でも車酔いに悩む人の約6割以上が不快に感じているという。そこで今回新たに打ち出したのが香りのプロ・エステーとの新商品の共同開発。車酔いの原因となる不快なにおいを軽減するために特別に作られた消臭芳香剤。楽しいはずの旅行が車酔いで残念な思い出に、なぜ起きてしまうのか。紅葉の取材で日光に向かっていたスタッフは車酔いをしたことがないという西村ディレクター。その道中の様子を見てみるとスマホを車内で見ていても平然とした様子。紅葉の名所のいろは坂に差し掛かると、両側の車窓から風景の撮影を始める。ここは急カーブの多い上り坂。すると同行していたスタッフが車酔いしてしまうという想定外の事態に。酔わないようにするには、どのように対処すればいいのか。
めまいや頭痛、吐き気を引き起こす乗り物酔い。せっかくの連休・楽しいお出かけも途端に台なしになってしまう。1万人以上を対象に「乗り物酔いをしますか?」というアンケートでは約4人に1人が乗り物酔いをしてしまうという現状がある。360°回転する宇宙飛行士の選定も行っている乗り物酔い研究の権威・JCHO東京新宿メディカルセンターの石井正則医師は「きちんと対策すれば乗り物酔いしにくくなる」という。目からの情報と耳からの情報・内耳でスピードや傾きなどを感知するが2つの情報にズレが発生すると不快に感じると自律神経が乱れ乗り物酔いになりやすい。どんな時にズレるのかはスマホや読書など1点を見つめる、急ブレーキなど予期せぬ突然の動き、急カーブで遠心力で体が進行方向と反対になると酔いやすくなる。子どもは車酔いが多いが子どもは車に乗った経験が少ないので動きを予測できないため、ズレが生じやすく車酔いをする。車のにおいで酔うという人は小さい時に酔った時の記憶が車のにおいと結びつくことにより定着してしまう。克服したと思っても寝不足・空腹・低血圧などが原因で乗り物酔いになることもある。アップルが先月提供したiOS18で初めて提供している車両モーションキューは画面の両端にドットが現れ、それが車の動きに合わせて動くことで視覚的情報を与えて情報量の差を埋める。乗り物酔いを防ぐにはどうすればよいのか。近くの家などを見ると目に刺激を与えてしまうので視線は進行方向のなるべく遠くを見て、山よりは月などを見る。クイズ「バスの座席はどこに乗ると酔いにくいのか?」と出題。石井医師によるとタイヤの揺れが少ない真ん中の席。後方にはエンジンがあるため大きく揺れるため、タイヤとタイヤの間のより前に座る。
ノルウェーのノーベル賞委員会は先ほど、今年のノーベル平和賞を日本全国の被爆者らで作る日本原水爆被害者団体協議会に授与すると発表した。被団協は1956年に結成された被爆者の全国組織。被爆者への支援を行うとともに、核兵器廃絶を旗印に日本を含む各国政府や、国連への要請行動、国際会議の開催、そして被爆の実態を紹介する活動などを行ってきた。ノーベル賞委員会は被団協について「広島と長崎の被爆者によるこの草の根運動は核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使用されてはならないことを目撃証言を通じて示した」と評価した。ノーベル平和賞に日本の個人や団体が選ばれたのは1974年、佐藤栄作元総理以来50年ぶり。核兵器を巡っては2016年、当時のオバマ大統領が米国の現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問した。2017年のノーベル平和賞に、核兵器を廃絶する条約の制定に力を尽くしてきた核兵器廃絶国際キャンペーン・ICANが選出されるなど、核兵器を巡る問題が改めて世界的に注目されている。
今年のノーベル平和賞発表された。日本被団協が選ばれた。被団協の代表委員・田中さんは以前に「世界の人々が被爆者の訴えを聞いて、感動したり励まされたりしたと言っているけれども、被爆者は非常に少なくなっている。来年は被爆80年、この被爆者の役割について皆さんが期待できる今年こそ最後の年になるのではないか」とのコメントを以前残していた中で、今回ノーベル平和賞が選ばれたということになる。
関東の気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶をした。