- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 打越裕樹 首藤奈知子 大谷舞風
オープニング映像と出演者のあいさつ。
政府の地震調査委員会は日本周辺の海底や全国の活断層で想定される地震発生確率について毎年1月1日時点で計算し公表している。このうち南海トラフで想定されるマグニチュード8〜9の巨大地震は、今後30年以内に発生する確率が従来の「70から80%」を「80%」に引き上げた。今週月曜日は去年8月に発生した日向灘での地震は今回の確率には影響しておらず、想定している巨大地震が起きない限り時間の経過とともに確率が上がるとしている。今回確率が引き上げられたことについて地震調査委員会の委員を務める京都大学防災研究所・西村卓也教授は将来自身が比較的切迫していくという覚悟の上で次の地震への備えを強化していく(べき)だと話した。一方地震調査委員会は去年1月の能登半島地震の地震を始め石川県能登地方で続く2020年から続く一連の地震活動への見解を公表した。今後の地震活動を見直すことは難しいとしたうえで、当分の間強い揺れや津波に注意が必要だとしている。
阪神淡路大震災からあすで30年。先月徳島市で行われた南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練が行われた。避難所に見立てた体育館に運び込まれたのは畳。災害時に畳を避難所で無償で届けるプロジェクトのメンバー・前田敏康は神戸市で畳店を営んでいる。阪神淡路大震災のとき、父・義正が畳を届け続けてきたという。父を誇らしいと思った敏康は当時銀行員だったがやめて畳店で働くことを決めた。2011年の東日本大震災で、現地で子ども連れの女性から畳があったら子供を寝かせることができたのにとの話を聞いた。畳が苦しんでいる人を救えるのではないかと思い、前田はたった一人で畳を無償で届ける活動を始めた。最初に活動した2014年の長野県北部で起き地震では地元の2つの畳店が仲間に加わり畳40枚を被災地へ。さらに仲間は増え、2015年の関東東北豪雨では30の畳店で217枚を被災地に届けた。熊本地震で約6000枚の畳が集まるなど徐々に支援の輪が広がった。今では515の畳店がプロジェクトに参加。材料費などを提供する企業も現れた。これまでに約1万枚が被災地に届けられたという。定例のオンライン会議で能登半島地震があった石川県の畳店から「被災者が本当に喜んでいた」とうれしい言葉が届いた。敏康は困った人がいたら自分の得意なことで手を差し伸べるこれを続けていくだけだと話す。
阪神・淡路大震災から30年となり、NHKが被害が大きかった地域に住む人を対象にアンケートを行ったところ、震災を経験した人の6割余りが記憶や教訓が風化していると思うと答えた。兵庫県内の12の市に住む人を対象にインターネットでアンケートを行った。記憶の継承に有効だと思う手段についても尋ねたところ、10代と20代では「学校の防災教育」が31%と最も多くなり、若い世代が防災教育の有効性を実感していることがうかがえた。
ことし4月に開幕する大阪・関西万博について、石破総理大臣は、近く会場を訪れ、準備状況を視察する方向で調整している。みずから現地に足を運び、機運の醸成を図るねらいがあるものとみられる。ことし4月13日から半年間、大阪湾にある人工島・夢洲で行われ158の国と地域、それに9つの国際機関が参加することになっている。具体的には会場のシンボルとなる「大屋根リング」や、外国の要人などを迎える「迎賓館」、それに、政府が出展するパビリオン「日本館」などを見て回り整備の進捗を確認することを検討。万博の成功に向けて大阪府の吉村知事と意見を交わすことも調整している。大阪・関西万博をめぐっては、前売りのチケットの販売が想定の半分程度にとどまり、いかに関心を高めるかが課題となっていて、石破総理大臣としては、みずから現地に足を運び、機運の醸成を図るねらいがあるものとみられる。
芥川賞と直木賞の選考会がきょう開かれ、芥川賞には2人の作品が選ばれた。安堂ホセさん「DTOPIA」は、フランス領ポリネシアのリゾート地で、世界各地から集められた10人の男性が、ミスユニバースの白人女性を射止めようと競い合う世界配信の恋愛リアリティー番組が舞台。鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」は、ドイツの文豪・ゲーテの研究者である男性教授が主人公の物語。直木賞を受賞した伊与原新さん「藍を継ぐ海」は、日本各地を舞台に、その土地特有の歴史や自然などをモチーフとした短編集。
栃木県・日光東照宮など「日光の社寺」が世界遺産に登録されてから先月で25年を迎えた。地元の人の思いを取材。1999年12月4日にユネスコの世界遺産に登録された。日光東照宮、輪王寺、日光二荒山神社など103棟。当時栃木県文化財課の課長を務めていた長島重夫の登録までの努力を紹介。保存に携わってきた漆塗り職人・佐藤則武は「江戸時代の職人ができたんだから、俺たちにできないはずはない」とコメント。
静岡・掛川市の保育園で子供たちがこま回しを楽しむ催しが行われた。
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- 掛川(静岡)
島根・隠岐の島町の水産高校の生徒がハワイ沖でマグロ漁の実習を行うため出港式が行われた。
阪神淡路大震災のボランティア達が集団避難生活をまとめた本、「障害者たちの144日」がある。その本は垣根のない関係が築かれていく様子が描かれている。30年ぶりに増刷される事になったこの本が今に伝えるメッセージを紹介。当時避難所開設の中核を担った鞍本長利の避難体験を紹介。養護学校に障害者のための避難所を作った。山本聖一は「家族以外とも生活をできる、やっていけると感じたのが避難生活かな」とコメント。現在養護学校は取り壊されている。鞍本さんは手記を読んでもらう事で改めて共に生きることの大切さに気付いてほしいと考えている。
英国の採石場で見つかったのは恐竜の足跡。世界でも極めて珍しい発見でジェラシックハイウェーと呼ばれている。発見したのは重機を運転していた作業員。
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- イギリスオーストラリア放送協会
渋谷のNHK放送センター内からの中継。6時台特集を紹介。