- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 是永千恵 野口葵衣 打越裕樹
1995年の3月に起きた地下鉄サリン事件では都内の3路線に猛毒のサリンがまかれ14人が死亡、約6300人が被害に遭った。厚生労働省によると当時39の医療機関が被害者の治療に当たったとみられているが医師法ではカルテの保存義務が5年間と定められているためときがたつとともに記憶が失われていくおそれもある。研究班の調査の結果、少なくとも6つの医療機関で約1000人分の手書きのカルテが保存されているのを確認。厚生労働省はそれらを電子化して保存すると決定した。
今月24日から国賓として日本を訪問するブラジルのルーラ大統領が、NHKなどのインタビューに応じた。アメリカのトランプ政権が次々と関税措置を打ち出していることについて「自由貿易について語っていた国々が、保護主義を語るようになっている。この保護主義は不条理だ」と述べ、自由貿易の推進などの重要性を強調した。また、機能不全が指摘されている国連の安全保障理事会については「今の国連安保理は何も代表していない。地政学は変化した。21世紀に合った組織に刷新する必要がある」と述べて、日本と連携して安保理の改革を進めたいという考えを示した。そして、ことし11月にブラジルで開かれる気候変動対策の国連の会議・COP30に向けては、日本の積極的な関与を期待する考えを示した。ルーラ氏は「世界は気候変動をあまり尊重していない。私たち全員がエネルギー転換に責任を負わなければならない。日本の科学は気候問題を解決するための方法を見つけるのに大きく貢献できる」と述べた。
国土交通省が公表したことし1月時点の全国の土地の価格は、平均で去年と比べてプラス2.7%となり、4年連続で上昇した。このうち住宅地は全国平均でプラス2.1%で、三大都市圏はプラス3.3%、地方圏はプラス1.0%だった。特に東京や大阪の中心部で高い伸びとなったのをはじめ、外国人向けの別荘の需要があるリゾート地などでも高い上昇率が続いている。
土地の価格から分かる住宅市場の最新トレンドについて、不動産調査会社・東京カンテイの高橋雅之上席主任研究員に聞いた。トレンド1「ターゲットは高所得世帯」。現在のように土地の価格も上がり販売価格を高くせざるを得ない状況の中、マンションを開発するデベロッパーは、高所得世帯向けの物件を優先している。そのほうが利益率が高く、中には世帯年収2000万円以上に照準を合わせていることを公言している会社もある。かつてのように安価な住宅を大量供給する時代から、良質なストック形成の時代にシフトしていると話している。トレンド2「お買い得感を重視」。今回公表された土地の価格は、東京圏で見ると東京に次いで上昇率が高かったのが千葉県。東京を挟んだ反対側の神奈川県と比較すると、神奈川は通勤時間が長く、すでに人気の住宅地で価格が高め。一方の千葉県は、利便性は高いのに、予算内に収まる物件の選択肢も多いということで、特に東京23区に近い臨海エリアに人気が集まっているとしている。トレンド3「当面は上昇基調続く」。住宅価格上昇の要因は建設の人件費の値上がりなので、当面は大きく下がることは見込めないという。さらに高橋氏は、アメリカ経済にも注目と話した。これはトランプ大統領の大幅な政策変更で世界経済に悪影響が出れば、日本の不動産にも影響するから。住宅を購入する人は、しっかりと情報収集をすることが大切だといえそう。
インターネット上のひぼう中傷や偽情報の問題を巡り、総務省はSNSなどの運営事業者に、削除を求める対象を例示したガイドラインを公表した。この中では、プライバシーや著作権、肖像権など権利を侵害する文言のほか、違法な薬物の売買や闇バイトの募集といった法令違反に関わる内容が入った投稿や広告などを対象としている。総務省は今月、インターネットの広告主の企業に対応を求める指針の案も公表していて、一連の取り組みを通じて、被害を減らすことができるかが課題となる。
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農林水産省によると、スーパーなどで販売されたキャベツの平均価格は、前の週より15円値下がりして1キロあたり413円だった。白菜は前の週より7円値上がりして439円で、ともに平年の2倍を超える高値が続いている。主な産地でこの冬、雨が少なかったことが理由で、農林水産省によると、少しずつ出荷量が増えているものの、今月中は価格が平年を上回る状況が続く見通しだという。
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今、さまざまなおひとりさまツアーが企画され、人気が高まっている。なぜツアーに1人で参加するのか、個人の旅にはないおひとりさまツアーならではの魅力を取材した。先月実施された、神奈川県の有名な神社巡りとスイーツを楽しむ女性限定のおひとりさまツアーには、40代〜70代の15人が参加。添乗員は神社の歴史ある名木など御利益を解説するが、案内は最小限。散策や御朱印集めなど、自分1人の時間を楽しんでもらうためで、ツアーの料金は東京から日帰りで約2万5000円。一見高く感じるがバスに秘密があり、横並びの2席を独り占めできる。バスは箱根の老舗ホテルに到着。名物のアフタヌーンティーの時間は、1つのテーブルに3人で相席。お互いに初対面だが、居心地について参加者は「初めてですけど、すぐ意気投合して楽しく会話させていただいてます」などと述べた。ツアーの企画担当者・鷲澤由佳さんは「2018年度と比較して約150%売上が伸びている。今まで参加していなかったお客様にもご参加いただけている。将来的にも市場としては拡大していくと思う」と述べた。人気の背景にあるのは、1人旅需要の拡大。観光庁の調査では、国内を1人旅した人はここ数年増加傾向にあり、去年は3641万人と過去最多に。コロナ前を上回った。コロナ以後、1人で行動することへの抵抗感が減ったことで、1人旅が増えたと考えられている。
日本を訪れる外国人旅行者が過去最多を更新する中、石破総理大臣は2030年に外国人旅行者の数を6000万人に増やす目標の達成に向けて新たな計画を取りまとめるよう関係閣僚に指示した。
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北海道新幹線の札幌への延伸を巡り、開業時期が従来の目標から大幅に遅れる見通しとなったことについて、中野国土交通大臣は沿線自治体の関係者への説明を進めていく考えを明らかにした。開業時期の見通しについて、国の有識者会議は、従来の2030年度末の目標から2038年度末としたうえで、数年単位でさらに遅れる可能性もあるとする報告書を国に提出している。
大分・別府の保育園では日本の伝統文化に触れてもらおうと4歳~5歳の園児が神楽に取り組んでいる。演目を演じ終わった園児たちは来年度から神楽に取り組む3歳児クラスの園児たちに面などの道具を手渡した。
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栃木県日光の二荒山神社では巫女として採用された女性たちがひと足早く奮闘している。来月から採用される半田友理さんは「神様に仕えるので美しく清らかなやおとめになりたい」と語った。
アメリカ西部の沖合でボートツアー会社の船がイルカの大群に遭遇。その数約3000頭。中には複数の種がいてともに並んでジャンプするイルカも見られた。
株価・為替相場を伝えた。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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道路情報を伝えた。