- 出演者
- 堤礼実
オープニング映像が流れた。
JR新横浜駅のホーム上にスターバックスコーヒーがオープンした。オーダーパネルと完全キャッシュレス決済を導入し、新幹線を待つ限られた時間でスピーディーな提供を目指している。
日本チューインガム協会によると国内のガムの生産量は10年前に比べ減少傾向にあったが、生産量に変化が出ている。ロッテの藤澤さんによると新型コロナの影響やスマホの普及でガムをかむ習慣が減少していたが、2023年からの2年間はV字回復をしているそうで、デンタルケアのニーズが高まったため。ロッテにはかむことの美容や健康への影響を研究する部署がある。現代人は咀嚼不足で厚生労働省も1口の咀嚼回数を30回と推奨している。ロッテの研究ではガムをかむと集中力が高まり仕事の遅れも軽減したという結果が出たほか、フェイスラインがスッキリするという効果もあるという。
かむことを知り尽くしているロッテでは健康意識向上を目的とした社内測定会を行い、かむ力と舌の力を計測している。かむことは高齢者にとっても良いという研究結果もあり、衰えが軽減されたという結果も出ている。また、全国の高齢者がプログラムを実施すると年間1.2兆円の介護費が抑制できるという。研究結果を踏まえ、都立新宿高等学校1年生の代表とかむことの探求フィールドワーク、新宿学を行った。4カ月に及ぶ授業でかむことの大切さを知った。
回復傾向にあるガムの消費について、渡辺広明は「なにかプラスアルファを見つけて上手く訴求すれば、売り上げを伸ばすことができる。例えばめんつゆは手軽な和食の調味料として様々なレシピを発信することで、2024年は10年で消費額約24%増を達成した(総務省家計調査より)。今消費者が求めているのは心と体の健康、コスパとタイパ、エンタメ要素。これらをうまく組み合わせプラスアルファをアピールできると、成長が期待できる。サウナ・スパ市場は2033年に1兆9300億円と毎年23.39%の成長が予想されている(Report Ocean調べ)」などと語った。
ペットは家族の一員で、人と同じような存在。このような考え方は「ペット・ヒューマナイズ」と呼ばれている。東京・お台場では「ジャパンわんこフェスタ2025」が開催され、全国から180のペット関連ショップのブースが集結した。日本で飼育されている犬と猫は約1600万匹にのぼり、15歳未満の人口を上回ることから「子どもよりペットが多い時代」となっている。企業ブースでは、人向けのものをペット用にアレンジした開発競争が進んでいた。
「新しいカギ 2時間SP」、「ものまね王座決定戦」の番組宣伝。
「THE MANZAI 2025」の番組宣伝。
水産・食品大手のニッスイは、犬用の冷凍食品を開発。獣医師が監修し、電子レンジで温めていつものごはんにかけるだけ。ニッスイがペット用の商品を手掛けるのは今回が初めてだという。2024年度のペット関連の国内市場は前年度より2.6%増え、約2兆円規模となった。中には高級食材の「ツバメの巣」を使った高額なおやつや、皮膚を吸引して筋肉をほぐすマシンなど、各社があの手のこの手で飼い主にアプローチしている。大手製薬会社の大正製薬は、犬用のビオフェルミンを開発。「愛犬用サプリ」と打ち出し、乳酸菌とビフィズス菌を配合している。崔真淑は「飼い主の9割超がペットの健康管理を意識していると報告するアンケート調査結果もある。株式市場でもペット関連専業企業は底堅い動きをしており、多くの投資家もペット市場はまだまだ手堅いとみている」などと語った。
