- 出演者
- 内藤俊太郎 深澤朝香
自民党の懇談会が開かれ、衆院選で落選した高木元国対委員長や下村元文科大臣ら100人が首席した。石破総理は選挙の敗退について、私の責任だと陳謝した。石破総理は忌憚のない意見を賜りたい、できるものはすべて実行に移すとした。下村元文科大臣は党の執行部に辞任を迫るような意見は出なかったとし、来年の参院選などに向け党改革の必要性を訴えた。
今日61歳の誕生日を迎えられた皇后さま。天皇陛下と共に三笠宮さまや百合子さまを偲び、「お二方とも長寿でいらっしゃいましたね」などと話されたという。感想を文書で寄せ、支えてくれた人へのお礼など綴られた。
秋篠宮ご夫妻は公式訪問されていたトルコから帰国された。秋篠宮ご夫妻は今月3日から国際親善のためトルコを訪問、外交関係樹立100周年の記念式典に出席された。秋篠宮さまは両国が互いに被災地支援を行い、助け合ってきた歴史を振り返った。ご夫妻はイスタンブールでモスクなどを見学された。
日本で有機農業の取り組み面積は、今1%もないが、国は2050年までに全体の4分の1に拡大する目標を掲げている。カギを握るのはオーガニック給食。東京・港区の公立学校「港区立小中一貫校」で開催されたのは「赤坂学園オーガニックデイ」。農薬や化学肥料を使わない有機米や有機野菜を使った給食が提供された。有機農業はできるだけ環境に配慮した栽培方法で土壌環境や生物の多様性など生態系を守ることにもつながる。有機農産物は一般の作物より少し値段が高くなるため、生産者は切り替えにちゅうちょしがちだが、このように給食という確実に売り先ができれば安心して生産できるという。有機米を作る農家は「薬(農薬)を使わないコメ作りをしたとたんに蛍が出るようになった」と語った。港区はイベントをきっかけに給食での有機農産物の活用を更に進め、環境に配慮した持続可能な農業への理解を深める食育を行っていく方針。
学校給食で有機食品を利用する市町村は増え続けていて、先月8日には「第2回全国オーガニック給食フォーラム」が開かれた。会場となった茨城・常陸大宮市では、市長が選挙で有機農業の推進をうたって当選。地元のJAも覚悟を決めて取り組み、再来年には給食のごはんが全て有機米に切り替えられる予定。JA常陸・秋山豊組合長は「JAは長い間、化学(肥料などを使う)農法に浸っていたが、農法を転換して、決して時代の抵抗勢力にならないよう頑張っていきたい」と語った。国の目標では有機農業を2050年までに今の33倍に。有機農業拡大のカギを握るのは、オーガニック給食だという認識は確実に広まっている。
新潟県上越市の農業法人「百姓や本舗」では、20アールの畑でキクイモを栽培。昨季は約1tを出荷。特異な形をしており、洗浄には長野のエムケー精工が開発した商品を使用。エムケーの主力製品の一つは門型洗車機。その技術を培って開発されたのが「二流体根菜洗浄機」。水流で旋回させながらジェットバスのように洗浄する仕組み。ほかの根菜や葉物野菜にも活用できる。
エンディングの挨拶。