- 出演者
- 後藤輝基(フットボールアワー) ホラン千秋 高畑淳子 土田晃之 村山輝星 蓮見翔(ダウ90000)
今回は80年代のマクドナルド、吉野家、デニーズ、ドミノ・ピザといった人気飲食チェーン店からクイズを出題。「1989年 マクドナルド(原宿)」「1982年 マクドナルド(銀座)」「1980年 吉野家(六本木)」「1987年 デニーズ」「1989年 デニーズ(南青山)」「1987年 ドミノ・ピザ」の映像が流れていった。ひときわ多かった意見は「ピザの配達が?」。
「ピザの配達が?」について。全員でフリップをオープンし、土田晃之が正解となった。正解は「ピザの配達が30分超えたら値引きされる」で10点となった。
当時のナレーションにあった注文から30分を超えると700円を値引きするというサービス。これは日本発の宅配ピザ店のドミノ・ピザが始めたサービスだったが当時は店舗数も少なかったため、配達エリアは広大となっていた。90年代前半には安全運転の徹底などを理由にサービス終了となった。
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- ドミノ・ピザ
ここからは4項目の?を埋める早押し解答となり、難しさにより獲得点数が高くなり合計得点の高いチームが勝利となる。蓮見翔は「吉野家のメニューが少ない」と答えて正解となり10点となった。
現在の六本木にかつてあった吉野家でさえメニュー表には牛丼と肉皿のみでサイズも並と大の2種類だけであった。現在の吉野家のメニューにはどんぶりだけで20種類以上となっており、カレーに鰻重・定食などとメニューはよりどりみどりである。さらに小盛から超特盛まで選べるサイズは6種類となっている。吉野家は1899年に日本橋魚河岸で創業した頃のメニューは牛肉・玉ねぎ・たけのこ・糸こんにゃく・焼き豆腐などが入ったすき焼き丼のようなものであった。そして1935年、店舗が築地市場に移転したタイミングで現在の牛肉と玉ねぎだけというシンプルな牛丼になり以降は牛丼のみをメインに提供するようになっていった。そんな吉野家が1982年に別メニューを導入となり、それは朝定食であった。これは日本のファストフード店初といわれる朝の時間帯限定メニューでマクドナルドが朝マックを導入する約3年前であった。このあと吉野家のメニューはどんどん増加していくことになるが、そのきっかけとなったのが2000年代初頭から起こったBSE問題で、アメリカ産牛肉の輸入停止によって牛丼販売が一時終了となったのである。しかしこの代わりに生まれた豚丼やカレー丼が新たな人気商品になり、その後牛丼が復活した後も鰻重・牛カルビ丼・牛すき鍋膳など様々な商品が展開されるようになっていった。
次は土田晃之が背もたれが低いと答えて正解となり30点となった。
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- デニーズ
現在は背もたれの部分が高くなっていたりテーブル席の間のパーテーションが設けられるなど、後ろや周りの席が気になりにくいようになっている。実は背もたれが低かった理由があり、当時は注文する際に手を挙げて店員さんを呼んでいたためホールスタッフから客が見やすくなっていた。その後各座席の呼び出しボタンが普及したり注文がタブレットになったりと、好きなタイミングで注文できるようになったため背もたれや仕切りを高くし居心地の良い空間作りをしたという。さらに当初はファミリーレストランという名の通り家族での来店を想定していたが、ドリンクバーの登場などで長時間利用の若者も増え若手芸人のネタ作りの場にもなっていた。今ではおひとり様楊の窓際席などもでき、その形態は変化し続けている。
次は高畑淳子が(レジ担当の)やることが多いと答えて正解となり25点となった。
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- マクドナルド
当時の映像ではオーダーを受け現金で会計して商品を用意し客に渡すなど作業が多いようにみえる。しかし現在はマクドナルドでは来店してもカウンターに行かず、そのまま席に座ってスマホから注文・決済して店員が持ってきてくれるモバイルオーダーが今や全国の店舗で可能で若者たちのオーダーの主流になっているという。他にも店内のタッチパネルを使って注文と支払いを行いカウンターでは商品を受け取るだけという方法もあり、当時のレジ担当の仕事量に若者は違和感を覚えたようである。これら2つのシステムを導入した結果、混雑が減少したという。
次は蓮見翔がファミレスの看板が回ってると答えて正解となり10点となった。
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- デニーズ
巨大な看板は当時デニーズだけではなくすかいらーくやロイヤルホスト・リンガーハットなどでも回っていた。これは遠くからでも注目を集めやすく交通量が多い幹線道路沿いでは特に効果が高いため多くの店舗で採用されていた。しかし2011年の節電要請などをきっかけに看板の回転を止める動きが進み、さらに回転看板辞退の設置も減少した。ちなみに日本初回転看板を取り入れたという外食チェーンは埼玉県を中心に展開している「山田うどん食堂」であった。1968年、当時の社長がアメリカのケンタッキー・フライド・チキンの回転する看板に衝撃を受け所沢の本店に回転看板を設置したことがきっかけである。ちなみに現在は144店舗中1店舗のみ看板が回っているという。
「クイズ!どんでん返しCM」は最後に何の広告かわかるCMの前半だけ見て当てるクイズでMC後藤も参加する個人戦となる。まずは「1986年放送 全国CM」から。後藤輝基が正解となり、土田晃之・高畑淳子・村山輝星・蓮見翔も続いて正解となった。正解は「ブラインド(ニチベイ)」であった。
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- ACC・CM情報センターニチベイ
続いては「1997年放送 地方CM(愛媛)」から。後藤輝基が正解となり、土田晃之・高畑淳子・村山輝星も続いて正解となった。
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- ACC・CM情報センター
続いては「1997年放送 地方CM(愛媛)」から。正解は「不動産会社(杉住宅)」であった。
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- ACC・CM情報センター杉住宅
続いては「2014年放送 全国CM」から。土田晃之が正解となった。
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- ACC・CM情報センター
高畑淳子が「ちょっとだけエスパー」の番組宣伝をした。
続いては「2014年放送 全国CM」から。正解は「LED電球(東芝)」であった。
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- ACC・CM情報センター東芝
「THE世代感」の次回予告をした。
「パパと親父のウチご飯」の番組宣伝をした。
