2025年2月15日放送 16:00 - 17:15 テレビ東京

TOKYO STARTUP DEGAWA
あなたの生活を変える後継ぎ経営者たち

出演者
出川哲朗 狩野恵里 
(オープニング)
オープニング

企業経営者が自分たちの事業をプレゼンし、審査員が審査する。

オープニングトーク

審査員の優木まおみさんらを紹介。狩野恵里アナは出川哲朗がチャリティー番組でウッチャンナンチャンからのメッセージで涙したことを明かした。また小池百合子知事がVTR出演、日本の企業は事業承継に苦心しているとし、その辺りを審査基準としてほしいとした。またSusHi Tech Tokyo 2025に関して言及した。

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次世代へ受け継ぐ革新的ビジネス
今回のテーマは

今回のテーマは「企業の熱い想いや技術を次世代へつなぐ事業承継」。

八王子名物「100円ラーメン」承継

メダカに関する事業や福祉事業を展開する青木崇浩さんは八王子市民に愛される「100円ラーメン」を承継。青木さんはかつて存在した満福亭という店で100円ラーメンを出していたこと、そのお店が閉店したが、ここから100円でラーメンを食べられる文化を受け継いだと話す。ラーメンに関しては時間をかけてダシをとるのはコスト面を考えて難しい。それを踏まえ、メダカの専門家でもある青木さんま水への知見からうま味調味料の調合と水のpHで美味しいと感じるスープにしたと語る。またスポンサーなどを募ることでも収益につなげたという。またイベントなどにも出店、ここから先も時代に合わせ100円ラーメンを続けていくと語った。

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赤羽で75年!酒店を継いだ三姉妹

北区・赤羽の商店街で賑いを見せる酒店「三益酒店」。こちらは三姉妹で運営し、販売スペースと角打ちスペースを用意。1948年に創業した三益酒店だが、2016年に三姉妹がご両親から事業を引き継いだという。もともとは地酒専門店でレアなお酒や銘酒を用意、角打ちでは飲み比べも可能。またお酒に合うおつまみも角打ちスペースでは楽しめる。三姉妹のご両親は三益酒店を地酒メインのお店に変更し運営。母親の体調不良をきっかけに会社を退職し酒店で働くようになった美保さんは、父親との関係に関して悩み、父娘で意見は合致しないことも多かったという。そんな中、地酒を扱い駅からも遠い立地条件を踏まえ、お客さん同士のコミュニケーションの場として角打ちスペースを設置、蔵元を招いて交流も行った。

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さらに三益酒店では三姉妹が利酒師の資格を持ち、自分たちで地酒をチョイスし、さらにそれに合うつまみをセットにし、サブスクで提供。また蔵元とコラボしオリジナルの地酒を販売している。売り上げも倍増し、先代であるお父さんも認めてくれるようになった。将来的には外国人向けの体験ツアーや海外の日本酒サブスクサービスとのコラボ動画、地域の銭湯とのコラボなども考えているという。

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ここで審査委員長である出川哲朗が下戸であることから三益酒店のオリジナルコーラ「桐ケ丘コーラ」を試飲。開発のきっかけはコロナ禍でお酒類が出せない際にノンアルコールでの角打ちを行ったことだという。審査員からはコラボに関すること、フランチャイズ展開に関すること、角打ちの利用時間などに関することが質問される。

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審査員3人は三益酒店の取り組みに関して30点中30点と採点。優木まおみは三姉妹の役割分担や抜けの無さ、さらに今後大きな市場も開拓できるとコメント。森部好樹は蔵元を抑える・お客さんの好みのマーケティング・インバウンド対応・フランチャイズの可能性などビジネスに必要なものを全て抑えていると評価。出川哲朗は3人が楽しそうだとした。またアドバイスとしてフランチャイズ展開やスケールアップに関して触れたt。

リアル下町ロケット!?町工場から世界へ!

東京・目黒区にある佐藤製作所、放送通信のための金属パーツを作っている企業で創業66年。社長の佐藤さんは大学卒業後別の企業に就職するも、お祖父さんが亡くなったこともあり佐藤製作所に入社。しかし当時は会社の業績が良くなかった・会社の高齢化もありお父さんは入社に反対したという。ただ佐藤さんは危機感を感じたこともあり、改革に乗り出した。佐藤製作所は銀ロウ付け溶接という特殊な技術を持っており、医療機器の製造などに使われるもの。佐藤さんはこれを会社の強みとして押し出しPR、この結果通信業界以外からも仕事の依頼が増えた。その結果会社の赤字は解消していった。

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佐藤製作所日本電波塔東京スカイツリー目黒区(東京)

また佐藤さんは町工場としては異例の新卒社員を採用。当初即戦力ではない社員の入社に既存の社員は反対した。また既存の社員も技術を若い社員に教えた経験がなかった。しかし新卒社員を募集したところ、銀ロウ付けの技術を学びたいと9年間で10人の社員が集まった。さらに若い社員が増えたこと外部からの技術をしっかりと取り入れた。さらに新卒社員に女性社員も多く、品質も向上した。その結果女性活躍推進大賞も受賞。また女性のアイデアから自社製品の開発につながった。また銅のロウ付けなど新た技術を特許として取得。これはデータセンターなどに活用されるという。

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女性活躍推進大賞

佐藤製作所の社長・佐藤修哉さんは銅のロウ付けを使った花瓶を披露。作った社員の森下ななさんはものづくりに関心が強く、佐藤製作所だったら希望が叶えられると感じたと話した。審査員からは佐藤さんが会社を継承するまで銀ロウ付けの技術を取り上げなかったのかなどを質問。佐藤製作所ではかつての仕事の中でそれほど比重は高くなかったと説明。ただ現在は6~7割を占めているというまた設備はほとんど費用のかかるものではないという。

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佐藤製作所

審査員は佐藤製作所の事業に関して合計29点と採点。優木まおみは昔からある技術を現在に転用し大きくしていること、採点で1点マイナスとした森部好樹は今後の海外展開に期待するとした。

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佐藤製作所
2年で生徒数30倍!?人気学習塾

東京・田無にある進学塾「稲門進学ゼミナール」。昨今少子化の影響で競争が激化する塾業界で50寝二状続く学習塾だという。責任者の岡田さんは2年前に事業継承。かつては海外青年協力隊でエチオピアで教員を務めていたという。その後学習塾に勤務、生徒や保護者の要望に答えたいと事業継承のマッチングサービスに登録、その後稲門進学ゼミナールを継承した。事業継承時は生徒数は2人、ここから生徒を集めることに苦心したという岡田さん。授業形式を少人数にし集団個別授業を行った。また演習と講義を組み合わせる形式も取り入れた。

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また教材は生徒のレベルに合わせ複数用意。また時間割も生徒に合わせたものに変えていったという。これにより定期テストへの対応も可能となった。また料金を抑えるために広告費を削減、その分利用料金を抑え講師の人件費にさけるようになった。また個別指導塾と集団指導塾を併用し様々なブランドとして構築した。現在はオンライン授業にも力を入れていくと岡田さんは語り、地方でも都市部と同じ授業を展開。さらにエチオピアの学校との提携も今後考えているという。

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岡田琴里さんはプレゼン方法として塾での指導方法を実践。絵と文字を同時い示すことで右脳と左脳を同時に使うことで学習効率を上げているという。審査員の優木まおみは生徒数を増やした方法ついて質問。最初はチラシ配りから始まり、ホームページで考えを示すこと、既存の生徒への支援をより力を入れることにしたと話した。また今後生徒数が増えることで個別塾として質の担保が課題になるとした。また生徒の成績向上の実績などに関して質問があった。

審査員は稲門進学ゼミナールの事業に関して26点と採点。今後少人数の良さを維持する方法の開発、塾としてのコンセプトを明確にすることが大切ではないかといった意見が聞かれた。

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出川賞 赤羽で75年!酒店を継いだ三姉妹

今回の出川賞は三益酒店。出川哲朗がPRを行った。

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