パックンの眼。テーマは「志願者減少で米軍が人手不足に!」。米軍は陸・海・空軍・海兵隊、沿岸警備隊・宇宙軍で総兵力約133万人。全軍で約4万人が不足している。国防総省幹部は「全員が志願兵の舞台は創設以来の最大の課題に直面している」としている。アメリカで従軍メリットは健康保険や年金などの高い福利厚生、9.11以降国民からのリスペクトが高まっている。「志願者」減少の背景は入隊対象者の減少(肥満やドラッグの問題など)、伝統的生活を重んじないZ世代、好景気による労働環境の向上(就職の選択肢が増えた)。「志願者」増やす対策として、軍は入隊時の特別ボーナス(即訓練開始で最大4万ドル、とくべつな資格に最大5万ドルなど)、入隊時の条件緩和(タトゥー規制・体力検査基準・犯罪歴審査などを緩和)、広告キャンペーンの強化(イベントでのテレビCMなど)。パックンの視点は「Soldier of (no)Fortune」資産ね~志願兵」で、「特別なスキルがなく、ボーナスがなく入隊した人は1年目の給料は2万4千ドル。一方アメリカの平均の収入16歳から19歳は3万2千ドル。普通に仕事したほうが50%増しの給料が手に入るんですよ。それだったら入隊しないよね」などと話した。