みずほ銀行・加藤勝彦頭取は「スマホの中で銀行決済が終わる時代が来る」としながらも、利便性の高い場所で現金が引き出せるATMサービスは一定程度残るとの見方を示した。その上で、ATM全体の利用が減っている中で設置戦略を考える必要があるとの認識を示した。加藤頭取は「2つのメガバンク(三菱UFJ、三井住友)がATMで組んでいるが、そこだけでなくゆうちょ銀行、地銀、コンビニのATMなど、日本のインフラとしてATMの利便性は維持していく。そのためにコストもしっかり抑えていくことを考えなければいけない」と述べ、他社との更なる連携を検討していく考えを示した。