24時間子ども支援マラソンに挑戦中の横山裕。最愛のお母さんを亡くしてから15年間、ずっと歌えなかった曲があった。25歳の時に母への感謝を綴った「オニギシ」。母・美菜子さんは子どもに不自由な思いをさせたくないと、多くの苦労があった。母に少しでも楽をしてほしいと、15歳で一か八かの芸能界入り。その一方で建設会社でも働いていた。母・美菜子さんの胃がんが判明し、闘病中に2度目の離婚。弟は児童養護施設へ、家族は離れ離れになった。2004年についにデビューし、息子の活躍を母は影で喜んでいた。「オニギシ」は家族の日常をもとに書き上げた曲。照れくさくて言えない母への想いを忍ばせた曲を初めて母の前で披露すると喜んでいた。