先ほど、カナダ・カナナスキスで行われているG7サミットに出席している石破首相が取材に応じた。トランプ大統領と会談を行い、自由で開かれた太平洋を推進し日米同盟を強化していくことを確認したと述べた。また、貿易に関して、合意の可能性探った担当閣僚にさらに協議を指示。手応えについては、交渉はパッケージだとし、最後の一瞬までわからないと進展は保留した。これまで日米が真摯な議論を精力的に続けギリギリまで可能性を探り、いま尚双方の認識が一致していない点が残っているため、パッケージ全体としての合意には至っていない。引き続き国益を守りながら日米双方にとって利益となる合意の実現に向けて調整を進める。今後の焦点は、来週の北大西洋条約機構の首脳会議での動向など。今後もギリギリの交渉が続くとみられる。