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「パウエルさん」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「視界不良のアメリカ金融政策の読み筋」。今回のFOMCでは今後の金融政策の進め方を示唆する経済見通しも発表されたが、それでも視界不良だそうで鈴木さんは「経済見通しではいくつか問題がある。一番大きなのは2024年の経済見通しをえらく間違えてしまっていること。するとこの先信頼できるのか?となる。中身ではPCEのインフレ率はもともと2.6%で年4回の利下げと言っていたのに、着地としては2.8~2.9となる。それでも4回分にあたる1%の利下げをしてしまった。見通しを間違えているにも関わらずそれに従って政策を取っていないというところから、今度の見通しが問題となってくる。今回は中立のFF金利を引き上げているが、潜在成長率にあたる数字は変えていない。これはバランスが取れていない。今回の記者会見でも問題となったが、PCEインフレ率の2025年見方が2.2%と言っていたが2.5%に引き上げている。にも関わらず利下げを続けるのか?と突っ込まれている。FF金利見通しは半年に1回・0.25ずつしか下げないというのはかなり…それも2026年もまた下げるというのはどういうふうに下げていくのかいままでと違ってかなり異例」などと話した。
アメリカの金融政策見通しが視界不良な2つ目の理由は「トランプ2.0の経済政策に不透明感」。鈴木さんは「いろいろな政策が発動され、今後の金融政策が変わっていくはずなんですが、きょうの段階では一部のメンバーが出した経済見通しの中に反映されているところがあるくらい。関税についてはいつ・どこの国に・どの品目で・どのくらいのものをかけるか不明なので、見通しには入れられないとしている。その他にも不法移民の強制送還で労働市場が引き締まるとか、原油の掘削をどんどんするためエネルギー価格が下る可能性もある。こうしたものが必ずしも経済見通しや議長全体の発言にも反映されていない。いま見通しを立ててもその通りにはいきそうにないということ」などと話した。
アメリカの金融政策見通しが視界不良な3つ目の理由は「『26年も利下げ継続』→25年の2回利下げの進め方が難しい」。鈴木さんは「2回ということなら半年に1回でいけるが、さらに2026年もそうすると言っているので、2025年について言うと出来上がりが3.9で、彼らが言っているのは3.0なので、0.9も残している。それでも下げる理由については、インフレはおそらく目標に到達できるが、労働市場は減速しているため。インフレ目標の到達が2026年と言っていたが2027年になってしまった。最終年の2027年でも中立のFF金利まで下げていない。また、ホワイトハウスの介入も話題になっている。トランプさんが『金融政策に大統領が口出しすべきである』『自分はビジネスの成功者で経済のことをよくわかっている。その目から見ると、いまの金融政策のやりかたはなっていない』というようなことを言っているが、具体的にどうやって介入してくるのかは不明」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月19日放送 11:30 - 11:45 日本テレビ
NNN ストレイトニュース(ニュース)
米国・FRB連邦準備制度理事会が今後の利下げペースを緩める見通しを示したことを受けて18日のNY株式市場ダウ平均株価は1100ドル以上値を下げて取引を終えた。ダウ平均は1970年以来、50年ぶりとなる10営業日連続の下落。米国・FRB連邦準備制度理事会は年内の最後の会合を開き金融政策決定会合で政策金利0.25%引き下げを決定。利下げは3会合連続。来年の利下げ[…続きを読む]

2024年12月19日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(ニュース)
アメリカ中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は18日、金融政策を決める会合で3会合連続の利下げを決めた。来年の利下げ回数の見通しは2回と前回から半減し、アメリカ経済見通しで2025年末の金利は3.9%となった。利下げペースが今後鈍化するとの見通しを受け、18日のニューヨーク株式市場では、景気先行きへの懸念から売りが広がり、ダウ平均株価は大幅に下落。1[…続きを読む]

2024年12月19日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルANN NEWS
日本銀行は今年最後の金融政策決定会合を開いている。7月以来の利上げを決めるかが焦点とされる中、まもなく結論が出る見通し。市場では今回、日銀が利上げを見送るとの見方が大勢を占めている。そうした中、今日未明には米国の来年の利下げが緩やかになるという見通しが示された。景気の先行きへの不安から円安が加速し現在、円相場は154円台60銭台で取引されている。植田総裁は、[…続きを読む]

2024年12月19日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびJNN NEWS
米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は現在4.75%を上限としている政策金利を0.25%引き下げ4.5%を上限とすることを決めた。9月と11月に続く、3会合連続での利下げ。また、FRBは来年は1年間で2回利下げを行うという見通しを公表した。9月に示した前回の見通しでは、1年間に4回の利下げを見込んでいたが、根強いインフレが続いている状況を踏まえ[…続きを読む]

2024年12月19日放送 5:25 - 8:00 フジテレビ
めざましテレビNEWS
米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は18日、声明で、インフレが鈍化する一方、雇用の悪化を防ぐ狙いなどから、0.25%の政策金利の引き下げを決めたと発表した。9月に大幅な利下げに踏み切って以降、引き下げは3会合連続。同時に公表した経済見通しでは、来年の利下げ回数は「2回」と前回の見通しの半分となり、利下げのペースが緩やかになる見通しを示した。F[…続きを読む]

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