パリ五輪で頂点に立った体操ニッポン、その中心にいたのが個人総合を含め4つのメダルを獲得した岡慎之助。所属する徳洲会体操クラブは全日本体操団体選手権で4連覇する強豪チーム。強さの秘密は練習場ではなく、意外にも会議室にある。考える力を養う座学研修。企業で行われるメンタルトレーニングをスポーツの現場でいち早く取り入れたのがアテネ五輪金メダリストの米田功監督。就任は2013年、当時の徳洲会は代表選手ゼロ。2016年のリオ五輪でも日本代表を一人も送り込めない危機的状況だった。大きな目標を掲げるあまり練習でうまくいかない時に気持ちが追いつかず伸び悩む選手が目についたという。そこで人材教育を行う企業と連携、2015年から座学研修に力を入れてきた。岡は何か月ごとに目標を立てて達成したかそうじゃないかを振り返ったり、それはすごく効果的だった。研修では目標を言語化していく。仲間の欠点を期待することという言葉に置き換えて、率直に伝える。杉野正尭は期待とか気がかりな点というのはこういう場じゃないと言いづらい。真剣に考えてその人のことを思って書く、それがその人の本当の課題というか回りから見られている課題はありがたいと述べる。明確な目標設定ができパリでの成果にもつながり金メダルを輩出。岡は口に出して言うのは本当に大事。米田監督は研修とともにチーム力が上がってきた。間違いなく大事ですし必要ですしそれが中心にあるべきだと思っていると述べる。
