日本肥満学会が昨日会見を行い、20代女性の5人に1人がBMI18.5未満の低体重「やせ」だとし、先進国の中でも特に高い割合だと発表。低体重も健康障害のリスクだとして若い女性の「やせ願望」に警鐘を鳴らした。低体重だと骨密度の低下や月経周期の異常などの症状が現れ、日本肥満学会はこうした症状を症候群と位置づけて診断基準や治療法を確立するための研究を行っているとした。森さんは「ダイエットの必要がない人がダイエットをしているのが現状。行き過ぎると拒食症や摂食障害を引き起こす可能性もある」などと話した。「やせたい」と思う女児の割合は小学1年生で35.5%。小学6年生だと50.5%に上るという。森さんは「ダイエットへの意識は年々低年齢化している。日本人が持つボディイメージが歪んでいると考えられている」などと話した。健康的にやせるためには規則正しい生活が重要で、過度な食事制限や運動にはしる必要はないとのこと。