2025年のリスクについて吉崎さんは「リスク分析って本家本元はユーラシア・グループで、2011年に”Gゼロ”という言葉が出てそれがバズったっていうの随分昔。2011年の世界のGDPは70兆ドルなんです。いまは105兆ドルなので1.5倍になっている。株価で言うとあの年のダウの終値は1万2,000円。だからリスクとオポチュニティは常にセットだと強調したい」などと話した。仙石さんは「香港ではトランプ次期政権が発足することに対する資金調達が活発化している。2025年も世界的にIPOが市場の注目点になっていくんじゃないかと思っている。特に注目しているのが米国市場。米国市場でも今年はIPOが増加する可能性が高い1年になっているんじゃないかと思う。要因はトランプ政権の誕生だと思っており、トランプ政権が規制緩和の流れを強めていくと、増加すると言われているのがM&AとIPO。今年はアメリカ市場でもIPO市場は低迷していたが、回復する1年につながっていく可能性は高いと思っている」などと話した。