リリー・フランキーが自身の主演映画「コットンテール」のプレミア上映が行われたロンドンを訪れた。文筆家や俳優、イラストレーターなど様々な顔を持つリリー・フランキーは、何かの表現をしたいと子供の時から思っていたが「何か」を決められなかった、今はいろんなことをするのが当たり前になってきていると話した。映画「コットンテール」は作家が認知症だった妻の「ピーターラビットのふるさとに遺灰を撒いてほしい」という願いを叶えようとする物語で、パトリック・ディキンソン監督の家族の実話をもとに映画化した。監督はリリー・フランキーに直接出演をオファーした。監督はリモートでなく、お互いに手紙を書きあうことを提案したという。映画では認知症と向き合う家族のありかたが描かれる。日本とイギリス2つの国で上映したことについて、リリー・フランキーは愛情のこととか悲しみのことは人間の感情はほぼ大差がないと話した。