春闘集中回答日のきょう、金属労協では、経営陣から回答が届いた賃上げ額が順次書き込まれた。トヨタなど自動車メーカー各社では、満額回答が相次いだ。日本製鉄では、月3万円アップの要求に対し、3万5000円の回答で、約50年ぶりの高水準となった。日本製鉄経営陣は、経営課題に取り組むうえで、有為な人材を確保し、活躍してもらうために必要だと考えたなどとした。背景には、円安で輸出関連企業が好業績となっていることや、他社より魅力的な賃金で人材確保につなげる狙いがあるとみられている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.