朝食は食べるべきか問題について。江戸時代までは1日2食が基本だったが明治以降1日3食がスタンダードとなった。2000年にレオナルド・ギャラン教授は空腹の時間を長く保つと長寿遺伝子が活性化し長寿につながるため、朝食は食べない方がいいと発表した。2002~2013年には「朝食を食べない人より食べる人の方が長期間体重をキープできる」「朝食を抜く人ほど1日の摂取カロリーが多く肥満レベルが高い」「毎日朝食をとるとメタボリックシンドロームになりにくくなり心疾患、糖尿病のリスクが減る」といった研究結果が相次いで発表された。2014年にデビッド・アリソン教授は朝食は抜いた方が健康的に痩せられると発表した。2017年にバレンタイン・ファスター氏は朝食を抜くと動脈硬化のリスクが高まると発表した。2023年に消化器外科医の福島正嗣氏は規則正しい食事は胃腸に負担をかけるため、1日何食かは関係なく空腹になったら食べるべきとした。朝食は食べるべきか問題は6転した。