自転車の交通違反に「青切符」導入。今月17日、自転車にも「青切符」を交付し反則金を求めることなどを盛り込んだ道路交通法の改正案が参院本会議で可決、成立。対象は16歳以上。青切符(反則金)の主な違反行為(反則金額は原付バイクの場合)は、“ながら運転”1万2000円、信号無視6000円、右側通行(逆走)6000円、徐行せずに歩道通行5000円、一時不停止5000円、傘さしやイヤホン使用など5000円。反則制度の対象は信号無視や逆走、一時不停止、歩道通行など113種類。悪質や危険でない場合は指導警告。悪質や危険、警告に従わない場合は青切符で反則金。販促制度の対象外は酒酔い運転や妨害運転など24種類。赤切符交付し検察に送致。取り締まりの時間や場所は通勤や通学事故が増える夕方の時間帯を中心にし駅周辺や通学路など自転車利用者が多い地区や路線で取り締まる。
自転車事故増が背景に。自転車関連事故件数は去年7万2339件、3年連続増加。「自転車が関係する死亡、重傷事故(2022年)」(警察庁HPより)では自転車側に交通違反が73.2%(5201件)。前方不注意や信号無視、一時不停止等。自転車の取り締まり(去年)は罰則を伴わない「警告」約133万件、刑事罰の対象「赤切符」約4万4000件。違反者の多くは起訴されないのが実態。検挙された自転車、道交法違反のうち起訴されたもの1〜2%。青切符は赤切符より違反の処理時間を短縮でき効率的な取り締まりと違反者への安全運転の指導が可能に。
自転車の罰則強化、いつから?青切符の制度は2026年までに施行。「酒気帯び」「ながら運転」への罰則は6か月以内に施行。反則金を納めず起訴、有罪になると…。自転車の酒気帯び運転にも罰則を新たに設け、車と同じ3年以下の懲役または50万円以下の罰金。コメンテーターらはこうしたルールの徹底・指導の重要性について語っていた。
自転車事故増が背景に。自転車関連事故件数は去年7万2339件、3年連続増加。「自転車が関係する死亡、重傷事故(2022年)」(警察庁HPより)では自転車側に交通違反が73.2%(5201件)。前方不注意や信号無視、一時不停止等。自転車の取り締まり(去年)は罰則を伴わない「警告」約133万件、刑事罰の対象「赤切符」約4万4000件。違反者の多くは起訴されないのが実態。検挙された自転車、道交法違反のうち起訴されたもの1〜2%。青切符は赤切符より違反の処理時間を短縮でき効率的な取り締まりと違反者への安全運転の指導が可能に。
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