万博は個性豊かな建築で来場者を楽しませる万博の華。しかし開幕が1年半後に迫る2023年8月に建設業者が決まっていた国は6カ国。短い工期や、外国企業との契約を懸念し、日本の大手ゼネコンは海外パピリオンの建設に後ろ向きだった。白羽の矢がたったのは中小の建設業者で、大阪府と市や万博協会は急遽地元関西の中小企業に協力を求めた。不安を隠せない建設業者だったが、それでも万博の開幕に向けて多くの業者が協力した。専門家は日本では口約束で工事をし、ものができればお金を払ってもらえるという考え方だが、今回は元請けがそれを理解する人ではなかったという。そのうえで万博の問題には力を尽くしてほしいという。チケットやグッズの売上は好調。万博は200億円以上の黒字になるという。中小の建設業者に協力を求めてきた主催者はこうした未払問題について、取引に介入して調整する権限はないという。未払い問題で訴えられたGL社は、来年名古屋で開催されるアジア競技大会で会場設営などを請け負うことが決まった。
