駅構内にあるオムロンの技術とは。世界初の自動改札機がオムロン。1967年に阪急北千里駅に設置された。今でも国内シェアの半分はオムロン製で東京メトロなどで使用されている。また券売機を開発したのもオムロン。今でも多くの駅に設置されている。さらに1963年頃、京都の大丸百貨店でオムロンが開発したのが自動食券販売機。お金を認識する技術を応用したキャッシュディスペンサー。ATMの元になった機械で世界初の磁気カードを利用した現金自動支払い機が稼働した。ヘルスケア商品が有名なオムロンだが実は様々なオートメーションを作る会社でもあった。キャッシュディスペンサーの普及に拍車をかけた1968年の出来事は3億円事件。給料を運ぶ現金輸送機が狙われたことでその後、休業は銀行振込になった。オムロンの新事業は工場から撮ったデータを分析し全世界の工場の生産効率UP・品質UPにつなげる事業を行っている。