税理士の田中昭一氏は焼き物が好きでコレクションは300点。依頼品は「河井寛次郎の茶碗2点」。1点は二十数年前に行きつけの骨董品店の店主の息子からすごい茶碗が入ったと連絡があり、数十万円で購入。もう1点はその十年後に同じ骨董店で、同じ茶碗が京都の近代美術館にあると言われ二十万円で購入した。本人評価額は2点で100万円。鑑定額は120万円で本物であると認定された。1点は中国の磁州窯を意識した大正9年頃の作品で80万円、もう1点は最初期の作品で40万円だった。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.