種子島では先月中旬から安納芋の本格的な収穫の時期を迎えていて、この内、南種子町の中村祐太さんは6ヘクタールの畑で安納芋を栽培している。収穫作業では掘り起こした安納芋の芽を一つ一つ丁寧に取り除いて箱に入れていた。収穫した安納芋は1カ月ほど倉庫で保管して、糖度を高めて出荷するという。安納芋の栽培では5年ほど前から茎や芋が腐る「サツマイモ基腐病」が各地で確認されていた。このため中村さんは畑の水はけを良くすることや、感染の疑いのある苗を除去するなどの対策を講じていて今年は影響が少ないという。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.