いまだ落ち着かない令和のコメ騒動。AIを使った最新の研究を取材。岡山大学の田んぼの上空を飛ぶドローンが刈り取り前の稲を次々と撮影している。AIでコメの収穫量を予測する新技術がコメの価格を抑える一手になるかもしれない。三河屋精米店(都内)・鈴木康夫代表取締役に話を聞く。全国のスーパーのコメ販売価格は5キロあたり4275円と2週連続で4000円超(農林水産省発表)。価格が高止まりしている原因のひとつが政府が収穫量を正しく見通せず、コメは足りていると説明してきたこと。市場に出回らず、買い占めなどが発生し、価格高騰につながった。農水省は収穫の量を正確に把握しようとAIの力に期待を寄せている。岡山大学学術研究院・田中佑研究教授に話を聞く。農水省による驟雨閣僚調査は1つの田んぼに2~3日は必要だが、AIによる調査は10分ほどで終了。AIは高温などの被害予測に課題。冨士山農園(栃木・さくら市)を取材。冨士山純さんに話を聞く。農水省は今後、AIの活用に加え、生産者からの生データを収集するなどして正確な収穫量の把握を目指そうとしている。
住所: 岡山県岡山市北区津島中1-1-1
URL: http://www.okayama-u.ac.jp/
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