日本と太平洋の島しょ国の首脳が協議する「太平洋・島サミット」は2日目を迎え、岸田総理大臣は個別の首脳会談に臨んでいる。岸田総理は会談で各国との絆を強調し、漁業調査船の無償供与など、各国のニーズに応じた支援を打ち出している。しかし島しょ国の中には、来日直前に中国の習近平国家主席と会談した国もあり、政府関係者は「昔ほど日本にべったりというわけではない」と語っている。日本としては、中国の影響力に歯止めをかけたい考えで、ルールに基づく国際秩序の重要性を浸透させられるかに注目が集まる。
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