ハンセン病について正しく理解してもらうための講演会が昨日徳島市で開かれ、元患者の男性が差別や偏見の解消を訴えた。昨日は徳島市の会場に看護学生など約140人が集まった。徳島県ハンセン病支援協会の徳山富子会長が、ハンセン病は感染力が弱い「らい菌」という細菌による感染病で、遺伝しないことや国の誤った隔離政策で差別・偏見が長く続いてきたことなどを説明した。続いて徳島県出身でハンセン病元患者の森和男さんが公演を行い、若い世代の人達にも根強く残る差別や偏見の解消について考えてほしいと語った。
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