連日の猛暑や水不足の中、東京・杉並区の「文山青果」ではナスやキュウリなどの野菜を破格の安さで販売している。この店では形が不良だったり大き過ぎるなどの理由で販売できる「規格外野菜」を販売している。農林水産省によると、今月は白菜やキャベツが例年より安値で販売される一方、ナスやトマトは平年より高値で販売されている。一方この暑さで売上が伸びているのが「そうめん」だ。今年の夏は特に食べている人が増えているという。イトーヨーカドーではプライベートブランドで販売しているそうめんが去年の同じ時期に比べ売り上げが1割ほど伸びている。イトーヨーカドー大森店の岩本卓副店長は背景に気温の上昇とコメの高騰があると指摘している。そうめんブランドの「揖保乃糸」も6月7月の出荷数が約4%増加した。オリジナルそうめんを提供する専門店「そうめん屋はやし大井町店」では「豆乳温玉肉ラーそうめん」など温かいそうめんも人気となっている。
住所: 東京都杉並区浜田山4-13-12